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#4 閑話 side ???

前回のあらすじ

家族愛からの謎の美女登場

「ふぁ〜っあ。最高神様から頼まれた※※※への異世界転移ゲートの開通おーわり!」


私は一仕事終えた疲れからか欠伸がでる。


「最高神様から頼まれたからキリオスへの空間にゲートを開いたけど、なんか拉致してるみたいで気持ちのいい仕事ではなかったなー」


ちょっとだけ愚痴が出てしまった。誰も聞いてないし良いよね


「ゲートの開通ごくろう」


ビクッとして振り向くと最高神様が立っていた。


「さっ…最高神様!いっ…いつからそこに?」


恐る恐る確認する。まさかさっきの愚痴が聞かれてしまったか…


※こんなに動揺していたら、聞かれてなくても何か悪いことをしていたのはバレバレである


「たった今来たところだ」


私はホッと胸を撫で下ろす。助かった。


「まぁ、私への不満は聞こえていたがな」


上げて落とされた。


「す、すすすまみましぇんでしゅた!」


私はすぐに謝るが、パニックになっており謝罪になっていたのかわからない。


「怒ってないから気にするな。ただもう少し周りに気を配ることだ。今後気をつけてくれればいい」


「お気遣いありがとうございます」


「それに、お前の気持ちももっともだ。出来れば私もこんな事はしたくはない。ただ、やらなければいけないことなのだ」


「いえ、何か事情があるのでしょう。私は最高神様に従うまでです」


私は片膝をついて忠誠を示す。


「うむ。それでは本題に入るか

 これからの予定を聞かせてくれ」


「はい。現在はキリオスとの間の空間に亀裂を入れて門を作成した所です。予定通り日本時間で14時になりましたら教室の窓と扉を神力を使い出入りが出来なくします。転移陣を展開すると同時にキリオスのシステムを肉体にインストールし、完了したところで転移陣を発動させキリオスに送ります。その後は現地の神が彼らに適したスキルとそれに伴った職業を与える手筈になっています。」


私はこの後の予定を再度確認しながら最高神様に報告する。


「うむ。彼らの事はわかった」


最高神様が頷き、続きを促す


「大勢の行方不明者が発生する事によるトラブルを回避する為に彼らには悪いと思いますが、元々存在していなかった事にします。急激な変化は想定外の事象を発生させる可能性がある為、徐々に皆の記憶を改ざんしていき日本時間にて翌日10時には全てが完了する予定です。」


「うむ。不備はないな?」


「はい。記憶の改ざんをする為に大量の神力を消費する為に一時的に私の力が制限されてしまいますが、全く使えなくなるわけでは無いのでそちらも影響はないでしょう」


「よろしい。頼んだぞ」


「お任せ下さい」

少しでも面白いと思って頂けましたらぜひ下部より★の評価をお願いします。

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