黒龍講座 第五章 都
幕間は今章はありません。間に入れられるものがありませんので。というわけで背景、設定を紹介する黒龍講座となります。
修正
:聖者→聖女
ん?、俺か…………《黒龍講座 第五章》だ。カイト・バレイム。
今回は『都』についてだな。
ビアルデン大陸には七つの『都』があり、王都、帝都、聖都、鉱都、海都、副都、軍都だ。『都』じゃないがシャーリアもここで紹介していく。
最初は王都だ。
ビアルデン大陸を縦横にわけた左上、その右下に位置する。
国王シルヴェスター・レジェンダル・ビアルデンを頭とした最も栄え重要な機関が集約されている場所だな。
人口は最大、保有軍事力は大陸で二位だ。
まだ貴族制度が残ってるのはここぐらいじゃないか?
五階級あり、上から順に王族、伯爵、魔法爵、上級貴族、下級貴族。
魔法爵の説明だけでいいと思うが、魔法の実力で貴族になったっていう言葉そのままの階級だ。
次いで帝都。
四つに分けた左下、その右下に位置する。
皇帝ユーリ・ハリスを頭としたギルドによって成り立っている場所だ。
人口は王都に次いで多く、保有軍事力は歴然とした差を空けてトップ。
最も治安がよく、年間死者数は確認されている数だけであれば少ない。
そして聖都。
四つに分けた右下、その左上に位置する。
僧聖エリメック・ランドルフィンを頭とした魔法によって成り立っている場所だ。
魔法至上都市で、周りには五つの塔が聳え立っている。正五角形に配置されたそれの北から始めて反時計回り、力、智、精、身、運を司り、聖都及び大陸を守護する結界の役割を担っている。
次に鉱都。
四つに分けた左上、その上に位置する。
匠鉱ドンフォール・マウンテンを頭とした鍛冶によって成り立っている場所だ。
技巧至上都市で、山に面して街が築かれている。土精族の故郷であり、土精族が多く住んでいる。力に長けた者は鍛冶を、魔法に長けた者は魔道具を製造している。
擬似『器』とも呼べるほどの業物を作り出せるのは鉱都にいる彼らだけである。
続いて海都。
大陸の左端、海を臨む海岸全体を取り仕切る場所だ。
海護グアルティエロ・オーシネスを頭とした漁によって成り立っている場所だ。
海に生きている漁師は冒険者基準でカテゴリーⅢのモンスターでも海の上なら容易に勝つことができ、海からもたらされる資源を元に生活している。
土地の影響を受けているのか、何故か海への適正が高い人間が産まれやすい。
副都。
四つに分けた右上、その左下に位置する。
議会長パトリシア・エッジワースを頭とした識者の多い場所だ。
大陸中の書を書き写した大図書施設『セージェ』。
魔力、マナ、魔法などの研究を行う研究施設『タディス』。
確認された魔道具とモンスターの資料を納めた『ニミィズ』。
多くの重要な会議は情報がすぐに集まるここで行われることが多いな。
そして軍都。
大陸の右端、その下に位置する。
将軍バスター・アトウッドを頭として科学という不可思議なもので成り立っている場所だ。
雷魔力と金属、一種の魔道具に思えるがそんなことを言えば魔道具師からお叱りを受けるものだ。
自然を蔑ろにしているため軍都以外からは嫌われている。
あと、よく戦争を仕掛けようとしてくるのが鬱陶しい。
最期にシャーリア。
王都と帝都の間に位置する最も大きな街だ。
そしてここは『学区』とも呼ばれる。
シャーリア特別学術区域という大陸最大の学術機関があり、その学園長にあの伝説の『聖女』マリア・ミリス・サウルディアがいる。学園の生徒ならシャーリアでは多くの支援が受けられ、それを王都と帝都が提携して維持している。
将来有望な者を育てるために作った都市のため、毎年卒業者のスカウトは祭りのようだ。
因みに、アンナとレオはここの卒業者だ。
とまあ、こんなところだろうよ。
じゃあ今回五章で使われた魔法の一覧だ。
共通魔法
1【付与】
小魔法。
身体強化魔法。
保有魔力付与。
1【魔球】
小魔法。
一つの球型属性魔法を放つ。
1【光線】
小魔法。
一条の光線型属性魔法を放つ。
1【砲撃】
小魔法。
一条の砲撃型属性魔法を放つ。
1【魔斬】
小魔法。
魔力を斬撃型に固定したものを放つ。
1【魔槍】
小魔法。
一つの矛型属性魔法を放つ。
2【竜巻】
中魔法。
竜巻型属性魔法を放つ。
1【復光】
小魔法。
回復魔法。
赤、紫、黒以外の魔力が使用可能。
2【重圧】
中魔法。
魔法円の範囲に強い重力を発生させる。
4【防護障壁】
特大魔法。
魔導師が使う魔力障壁の強化版。
魔力を込めれば込めるほど強度が増す。
火属性魔法
5【龍の咆哮】
極大魔法。
高位砲撃型攻撃魔法を放つ。
指向性を持った炎の砲撃。
水属性魔法。
2【光輝水砲】
中魔法。
上位砲撃型攻撃魔法を放つ。
水を主して光の属性を持つ。
3【水槍雨】
大魔法。
水で作られた槍を複数放つ。
5【超水圧】
極大魔法。
展開した魔法円から膨大な水を圧縮して直下に放出する。
風属性魔法
2【風斬】
中魔法。
風の斬撃を起こす。
2【激渦】
中魔法。
指向性をもった渦巻く風を放つ。
5【風珠砲群】
極大魔法。
風で作られた無数の巨砲弾を放つ。
5【颶風狂乱】
極大魔法。
四つの竜巻を召喚し攻撃範囲を無作為に荒らす。
光属性魔法
1【光源】
小魔法。
光源となる球体を作り出す。
3【光雨】
大魔法。
光の光線の雨を放つ。
3【円形光壁】
大魔法。
円柱型の物魔結界を張る。
闇属性魔法
1【切断魔】
小魔法。
闇属性の斬撃を放つ。
4【阿修羅】
特大魔法。
地獄の門を召喚し亡者の手によって絞めと拘束を同時に行う。
手には状態異常を与える効果あり。
白属性魔法
2【断罪】
中魔法。
敵の罪なき存在の殺害数に応じてダメージを与える浄化魔法。
3【光あれ】
大魔法。
黒の除外。
4【聖浄光】
特大魔法。
浄化魔法。
黒属性魔法
2【黒渦】
中魔法。
指向性をもった竜巻を放つ。
2【黒爪】
中魔法。
拳から長い爪を生やす。
2【黒雨】
中魔法。
黒の魔弾を降らす。
2【衝爆】
中魔法。
衝撃波を生み出す。
2【黒拳】
中魔法。
質量、力に依存する拳の一撃を遠隔に放つ。
3【黒輪】
大魔法。
展開した魔法円の中心から魔弾を落とし、地面ごと爆砕する。
4【黒軍召喚】
特大魔法。
黒に属するモンスターの大規模召喚を行う。
4【黒津波】
特大魔法。
黒属性の大量の水を放つ。
5【黒闇の奈落】
極大魔法。
全ての外部からの感覚を遮断する空間を作り出す。
アディン
【召喚】
モンスター、武器を召喚する。
【融合召喚】
生み出したモンスターとモンスター、モンスターと武器、武器と武器を合わせ被融合対称の性質を持ったものを召喚する。優先されるのはモンスター。
【我が身を喰らえ】
身体強化魔法。
強化制限無し。
【接続】
魔力注入を装填から直接連結へと変え、『漆鉄』の力を引き出す。
【彼の身を喰らえ】
攻撃対象を喰らう。喰らった肉体量に応じてマナ回復、身体強化。
『漆鉄』解放専有。
【破導龍の牙】
竜の牙を模した物理の炎。
【破導砲】
物理の炎を圧縮した高威力の砲撃。
【罪の解放】
漆鉄の強化魔法を使用した回数分の身体強化。使用後回数リセット。
【世界よ我に力を】
エーテルを発動する。
【黒の訪れ───無限の果て】
『連』の力である無限強化の発動。
ジャスミン
【『ラフーガ』】
霊器『ラフーガ』を具現する。
【ゼフィル】
『ラフーガ』専有魔法。風を纏う。
【颶風】
『ラフーガ』専有魔法。風出力瞬間増幅。
【風刃】
→【壊嵐】
『ラフーガ』専有魔法。風を蓄積し任意で解き放つ。
カイト
【ウエポンバースト】
生み出した武器を爆発させる。
【エクスカリバー】
巨大な剣を振り下ろし広範囲を破壊する。
アンナ
【掻乱】
魔力を放出して発動中の魔法を掻き乱す。
ジャック
【我が身に宿れ】
霊装及び霊器の具現、専有強化魔法を瞬時に発動する。
リンカ
【ソード】
封器『光撃玉』専有。片手剣状に変化する。
【シールド】
封器『光撃玉』専有。円盾状に変化する。
【サークル】
封器『光撃玉』専有。グレード一段階上昇。
ルナ
【光刃展開】
『閃月』専有魔法。
光の刃を作り出す。
【魔法札】
既知の魔法を封じ込め、任意で発動する。マナとマインドを大幅に消費する。
エルナデス
【纏え黒力──宿れ黒力──猛牙よ顕現せよ】
『黒』の力を増幅させる純粋な強化魔法。
アレス
【変化】
『変』の力。
→【第一形態】
『黒』によって肉体を作り、巨大な体躯へと変化する。
→【第二形態】
巨体を凝縮して人間大にし、そのままの力を使う。両手脚に殴打用の武器を装備。
→【第三形態】
魔力を増幅させ、魔導師の装いをする。
→【最終形態】
力、耐久、敏捷、魔力、精神が大幅に上昇する。
→【終局形態】
力、耐久、敏捷、魔力、精神が大幅に上昇する。時間制限在り。
これで《黒龍講座 第五章》は終わりだ。




