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僕と幼馴染みと黒猫の異世界冒険譚  作者: s_stein
第四章 魔界騒乱編

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第369話 新しい一歩

 空中要塞の崩壊後、天空の魔王も側近達も、姿を消した。

 魔王は、魂を3つに分けているので、あの爆発で死んではいないはずだ。

 側近達も、おそらく、魔王とともに隠れて機会を窺っていると思われる。

 ネリー情報相の密偵であるロムとラムの情報によると、三大魔女のもう一人、幼女の姿をしている者が、エルフの森を一人でうろついているらしい。

 側近達が彼女を利用し、ローテンシュタイン帝国への侵攻を秘密裏に計画している可能性もある。


 一方、トールは、幼馴染み五人と魔法学校に復帰したものの、それは形式上であって、ローテンシュタイン帝国の魔法組合(ギルド)に所属し、帝国を拠点に活動する道を選んだ。

 幼馴染み五人も、彼と同じ道を歩むことにした。

 働きながら一応は勉学を続けるのであるが、彼らにはもう魔法の勉強はほとんど必要ないと思われる。

 彼らは、フランク帝国のピカール魔法組合(ギルド)所属はそのままとしたが、フランク帝国を拠点として活動するのはやめた。

 なぜなら、ヴィヴィエンヌが一緒に付いてくる、と言い出したからだ。

 彼女を、マスターであるジャクリーヌ・ピカールに引き合わせるわけにはいかない。二人は因縁のライバルなのだ。

 それで今、トールは彼女達六人を引き連れて、ワイワイ言いながら帝国各地の魔法組合(ギルド)を回っている。

 彼らほどの実力があれば、どこにでも所属できるから、心配は無用だが、なぜかなかなか決まらない。

 魔法組合(ギルド)選びを楽しんでいる節もあるので、そろそろ誰かの忠告が必要だ。


 仮に所属する魔法組合(ギルド)が決まったとしても、再び魔王が行動を起こしたら、トール達は確実に第7魔法分隊隊長のヴィルヘルミナ・グッゲンハイムから呼び出しを食らうだろう。

 その日は、意外に近いかも知れない。


 果たして、異世界で稼ぎまくるというトールの夢は、叶えられるのだろうか。


ここまでお読みくださいまして、誠にありがとうございました!

8ヶ月、毎週更新を続けてこられたのも、皆様の応援のおかげです!


大変名残惜しいですが、いったんここで、完結とさせていただきます。

続編の前に、新作を挟みたいと思いますので、お楽しみにお待ちください。


感想もお待ちしておりますので、よろしかったら、お寄せください!

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