オンラインショップ
季節は少しさかのぼり、12月くらいの頃です。息子がクリスマスプレゼントに悩んでいました。我が家には数年前から、サンタさんが来ることはなくなっています。サンタさん代行者が、子供袋の希望をそれとなく聞き出して、用意して、天皇誕生日の祝日の朝に枕元に置いておくのがめんどくさくなったのが理由です。
「今年からサンタさんが家に来ないから、その代わりに12月に好きなものを一つ買てあげる」といったのが、娘が小学3年生の12月でした。それ以来、12月になるとおもちゃ屋さんのチラシを眺めるようになりました。その時点で親がサンタ代行をしているとわかりそうなものなのですが、
「サンタさんて本当にいるのかなぁ」と念を押すように聞いてくる娘。親が代行をしていたと、親の口からどうしても言わせたいようです。息子は、買ってもらえるならサンタでも、親でも何でもいいようです。
そんな息子から出た言葉が、
「任天堂e‐ショップでソフトを買って」でした。クリスマスにゲームソフトまでは覚悟していましたけど、オンライショップでですか。なんだかねぇ、電気屋さん行ってゲームソフトを買って楽しみに開ける姿を想像していた私からすると、ちょっと残念です。
クリスマス当日、オンラインショップのページを開いて、あとはお金を払うだけにになったゲーム機を渡されるのは、なんだかむなし。それでも息子と娘がそれで喜んでいれば、それはそれでいいのかもしれません。
つい先日の誕生日も、同じことが繰り返されるました。その先日まで、おもちゃ屋さんに行っておもちゃの銃を買うんだといっていた息子が突然、ゲームソフトで言い出したのです。それも今までタブレットでさんざんやりつくした、スマホゲームのソフトでです。何が違うのか聞いてみると、ガチャで出てくるキャラクターが違うとかなんとか。あなたがそれでいいなら、いいですけど。
話は変わって、ニートになりたい娘です。娘には一回、ニートの言葉の意味をしっかり説明しようと思っています。ニートとは「仕事もせず、就学もせず、就職活動もしない」人のことを指す言葉なのです。ですが娘は、家に引きこもっていればニートだと思っているようです。
「中学生になったらニートになりたい」って、中学生はまだ学生ですから。
必要のない時には、極力家から出たがらない娘ですが、アニメショップにだけは連れて行けとうるさいです。先日もお年玉でキャラクターグッズの購入を思たったようで、アニメショップに連れていくこととなりました。折角のお年玉が、そういったものに変わった行くのは親としてはなんとも無駄のように感じるのですが、娘が良ければ仕方がないことです。
それはそれとして、その時娘が手にしていたバックに驚いてしまいました。私が使おうと思って100円ショップで購入したエコバックです。娘は、たくさん入るからいいとか言っていますけど、おばさんじゃないんですから。ほかの子みたいにかわいいバックとか買ってあげるのに、買い物についてきません。
アニメショップの帰りに、何件かお店を回ったのですが、気に入ったもがなかったようです。そんな娘の口から出た言葉が、
「お母さん、ネットで探して」でした。まぁ、いいけどさぁ。
生まれた時からインターネットのある環境で育っていることもたち。買い物の感覚も、私の世代と少し違うのかもしれません。




