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日々の出来事  作者: 真澄
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妖怪ブラックホール出現

  結婚した当時、亭主殿の食べる量に驚きました。私も普通の女性よりは、食べる量が多いと思います。ところがその私からしても、亭主殿食べる量はかない多いと思います。朝からお茶漬けどんぶりで大盛りのご飯を食べていきます。休みの日には、平日のエネルギー不足を補うかの如く1日中食べ続けます。その食べっぷりは、妖怪ブラックホース出現と感じたものでした。

 料理のできない私にとって幸いだったのは、亭主殿が「飯食い」だったことです。沢山食べる人を「飯食い」と「おかず食い」に分けることがあります。「飯食い」はおかずはそこそこで、ただひたすらご飯を食べるタイプ。「おかず食い」はご飯はそこそこに、おかずを食べるタイプ。ご飯だけたくさん用意しておけば何んとなかるので、助かっています。

 ところが最近、妖怪ブラックホールがもう一匹出現しつつあります。離乳食のころから食が細く、何を用意したら普通の食べるのか頭を抱えていた娘です。子供のことを指す言葉に「がき」がありますが、この言葉は、常に空腹に悩まされている「餓鬼」ではないかと、最近思い始めています。

 学校から帰ってきておやつを食べ、夕飯を食べ、寝る前にもう一口って、太るよ。本人曰く

「成長期だから」と言いならが涼しい顔で、お菓子を食べ続けています。それでいて、

「太った?太った?」とお風呂に入るたびに聞いてくるのは、勘弁してほしいです。

 成長期の妖怪ブラックホールには、何を用意したやればいいのですかねぇ。

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