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日々の出来事  作者: 真澄
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雪かき

ちょっとした愚痴です。豪雪地域の方々、ごめんなさい。

 朝起きる時間になっても、部屋が明るくなりません。いやな予感がして窓を開けました。ここ数日に比べて、だいぶ多い積雪です。亭主殿は雪かき4日目に、ご機嫌斜めです。

「今日は雪をかいていかない」と宣言しています。

 子供たちに朝食だけ出して、あとは自分たちで時間を見て学校に行くことを伝えて雪かきに出ました。外に出てみると、脛までの積雪です。これ雪かかないと、車出られないではないだろうか。そう思いながら、雪かきを始めました。

 我が家は、裏の県道まで数十メートルあります。そこまでたどり着くと、近所の方も雪かきをしています。本当はやってはいけないのですが、県道のわきの雪を車の来ないタイミングを計って道の中ほどに投げ込みます。車に踏んでもらって、雪を溶かしてもらう方法です。気温が高ければ、これで雪がなくなります。気温が低いと、道が凸凹になりますけどこれしか方法ないし。

 雪かきをしないと言っていた亭主殿も、自分の車が出れるように最低限の雪かきをして、出勤していきました。そのあと、母屋の前まで十数メートルほど雪をかき、母屋の駐車場も雪かきをしておきました。子供のころから当たり前だと思っていましたが、これって普通のお宅の3倍くらい雪かきしているような感じです。

 昔からあるお宅は、家の周りの雪をかく習慣が出来ています。自分の家の敷地に面している分の道を、当然のように雪を片付けます。自治会の役員さんは、子供たちの通学路を確保するための雪かきも行っていただいています。ありがたいことです。

 ところがここ数年に分譲された住宅街では、そういった習慣が見られません。年に数回あるかないかの降雪の後にそういった住宅街に入ると、雪が残っていてとても歩きにくいです。雪が降ってすぐに片づけてしまえば軽いのです。それを時間がたってしまうと、雪がしまって重くなってしまうのです。それを知らないわけではないでしょうに。

 離れと母屋の周辺の雪かきが終わって、遅い朝食を食べていました。すると母が、私を呼びに来ました。聞けば、貸している駐車場の雪もかいてほしいと。様子を見に行ったのですが、とても人力でできる広さではありません。管理しているのは不動産屋さんなんだから、そこに相談するように伝えてみました。不動産屋さんの答えは、雪かきは借りている人の管理だそうです。我が家の両親は、少し人が好過ぎるようです。

 不動屋さんに言われても、目の前でか弱いお姉さんが雪かいているのを見ると、大家として放っておけないようです。結局、父のSUV車で雪を踏むことにしました。父は、腹がついて動かなくなるとか言っていまいしたが、そんなことはありませんでした。5台分の駐車スペースの雪は、タイヤで踏みつぶすとアッという間です。

 雪かき、疲れました。

 

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