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日々の出来事  作者: 真澄
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カマキリ

 ある秋口の日のことでした。農道の真ん中で、鎌を振り上げているカマキリがいました。昆虫の目では、人間の大きさが理解できないのからでしょうか。それとも、近寄って来た者に対しては大きさ関係なく威嚇するのでしょうか。

 道の真ん中でそんなことしていると、車にひかれちゃうでしょうに。私から見ると、かわいらしく見えるのですが、子供たちが怖がっています。いやいやいや、自分よりもよっぽど小さいでしょうに。

 子供の頃メスがオスを食べちゃうと聞いたときに、オスが可哀想と思った記憶があります。オスはメスの栄養になって自分の子孫を残してもらうそうだという事を聞いて、オスって大変だと。でも、大人になってみるといろんな話を聞きました。その中の一つに、自分よりも体の小さなものを餌だと思って食べちゃうって話がありました。自分に迫って来たオスを餌にしか見えないなんて、色気のない話です。


 カマキリの卵と雪の量の話があります。カマキリの卵が低いところにあると雪が少なくて、高いところにあると大雪にあるという話です。何年か前のことですが、地上10センチくらいのところで見つけた年には、気象庁が大雪になるといっていても、ほとんど雪が降りませんでした。また、秋口に私の胸の高さにカマキリを見た時にには、かなり大雪になった記憶があります。

 今年は、アパート二階でカマキリを見ました。まさか今までにないほどの、大雪になるのかと一瞬思いました。が、実際にはカマキリの卵と、積雪量は関係ないんですって。今まで本気で信じていたのに、なんだか残念です。

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