本は財産
土曜日の朝ごはん時、インターホンが鳴りました。宅配便で、通販で購入した本が届いたようです。通販は便利ですけど、包材がなんだかもったいないような気がします。でも、カードで貯めたポイントでないと購入できないので、目をつぶります。
購入したのは、『男性の弱まり』ポプラ社です。それを見た亭主殿、
「また本を買ったのか、その本は俺に対する嫌味か」とご機嫌斜めです。
いえいえ、Y染色体がそのうちになくなっちゃうかもってお話で、別に亭主殿に当てつけに購入したものではありません。ネットで調べれば、ダイジェストのような内容はあるのですが、著作を一回読んでみたいじゃないですか。
亭主殿は私が本を買うと、嫌な顔をします。本を購入することが、無駄遣いだと思っているようです。自分が興味ないものが、理解出来なのですかねぇ。興味を持ってほしいとは言いませんから、放っておいてほしいものです。それとも、家の生活費をすべてカード払いにして、ポイントを小遣いにしているのがお気に召しませんか。
ご機嫌の悪い亭主度に、
「本は財産だよ」と返します。
学生時代私は、学校生協の購買部で長期休みの課題図書はすべて購入した読んでいました。それとは別に、単位の取得に関係のないファンタジーやらなにやら、自分の趣味の本も購入していました。会計の時にレジで
「お金ないのに、本ばっかり買っててねぇ」とかなんとかいいったような気がします。その時、レジのおばさんが私に返してくれたのが、先の言葉です。
当時はそんな言葉で自分を騙しながら購入していましたが、今では亭主殿への言い訳になっています。知識を身に着けても、この年になれば披露する場面もないと思われます。でも、知ることで得ることもあると思うのですけれど。




