第4話 赤面少女と共闘初陣
どうも。作者のDKです。
久しぶりにアクセス解析を覗いてみたのですが
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( ゜д゜)
こんな駄文ばかりの小説にお越しいただき、本当にありがとうございます。
感想なんて見つけたら作者が暴走します…
では、どうぞ。
「さて、今後の予定についてなんだが(もぐもぐ)」
「ええ、何とかしなくちゃいけないわねえ」
正一は焼き魚を食べ終わると、琴美にある提案をした。
「なあ、ちょっと探索してこないか?暇なんだし(もぐもぐ)」
「そうね、それがちょうどいいわ。…ねえ、あーんして///」
やれやれ、と正一はため息を付いてから、
「ほいよ、あーん」
「あーん…はむっ///」
琴美はまるでゆでダコの如く真っ赤になっているが、正一は気づいておらず、
すでに思考の海に入っていた。
ここは草原だが、よくよく見ると向こうの方に山がある。
あの山のあたりまで行ってみよう。そこまで行けば人が1人くらいいるかも知れない。
移動手段は飛行でいいか。
よし、そうとなればいろいろ必需品を創造しておかないとな。
あと武器も。念のためだけど。
何にしようかな…
そうだな、アレでいいや。ま、足りなくなったら創造すれば…
あとは、琴美に結界とかを…
思考から戻り、顔を横に向けると。
目に入ったのは真っ赤になりモジモジしている琴美。
「……え?あれ?お、俺なんかしたか!?」
「い、いや、別に、その………嬉しかっただけよッ…//」
「………?」
正一はやはり鈍感であった。
しばらくして琴美が落ち着くと、正一は自分の考えを説明した。
「わかったわ。一応術でのサポートをするから。魔力の供給は頼むわよ」
「それくらいなら朝飯前だ。じゃ、行こうか」
そういうと、正一は、能力で自分の動きたい方向への力を身体に付加し、地面を蹴ると、
フッと身体が宙に浮かび上がった。
同時に、琴美に魔力を「無」意識で供給する。すると、琴美も宙に浮かんだ。
「さて、山を目指すとしますかね」
「何も無いといいけど…」
飛行し始めて十分ぐらい経ったときであった。
バリバリバリ
目の前の地面が急に裂けた、直後
「ガルゥゥゥゥゥゥゥ!!」
「「(やっぱりな(ね))」」
何かデカいモグラ(?)の化物が飛び出してきた。見るからに、外見がグロい。
コチラを見つけ、あの足で出せるとは思えないほど高速で突っ込んでくる。
「おー、初陣だな。気を引き締めて」
「私もやるわよ。…魔弾生成、発射!「ソラリスウェーブ」!」
琴美が目の前に紅黄の弾を生成し、放たれた弾幕は波を打ちながら化物を襲う。
「さて、やるか…自走砲五台生成、自動装填、自動捕捉で一斉掃射ッ!!」
正一は目の前に自走砲を五台生成し、弾幕のごとく掃射する。
ダダダダダダダダダダダ!!
「グォッ!ガァァァァ!…」
雨霰の様な弾幕を喰らった化物は、シュッ!という音を立てて消えてしまった。
琴美は、信じられない、とでも言いたげな顔で正一を見ていた。
「す、すごいわね…あんな事ができるなんて…」
「頭にパッとイメージが浮かんできて、その通りにやったんだよ。お前もサポート、ありがとな」
「どういたしまして」
そういって、琴美は微笑んだ。
「さて、旅を続けようか」
二人はまた、飛行を始めた。
さて、人はいるのかな…?