第10話 ループする景色と現代復帰
放置しててすんませんでしたァーッ!! あまりにも時間がなかったんで…。
これからもよろしくお願いします。
紅桜寺氏との戦いも終わり、正一たちは人が住んでそうな場所に行くまで歩いている…
……はずだった。
「あれ?なんかさっきから同じ場所行ってないか?」
そう。歩いていた先が森だったので、そのまま入ったのだが、
さっきから、風景が同じ繰り返しなのである。
「ホントね、でも方向すらわからないわ…」
琴美も困惑しているようである。
どうやら、方向検知が使えないらしい。
「「うーん…」」
二人で如何にして前に進もうか考えていた。
その時。
ドンッ
「「えっ?」」
そう、背中を突き飛ばされたような感覚がしたのである。そして何故か体が重い。
だんだん、意識が微睡んでいく。
掠れていく森の景色。妙な落下感。
「「あ…あ……」」
そして、二人の視界は真っ暗になった。
「ふふふ。後何回こういうことがあるのかしらね」
何か暖かい感じがして目を開けると、そこは知っている天井だった。
「あれ? ま た か」
「やっと戻ってこれたのね…」
二人して背伸びし、起き上がる。
「さて、また明日の準備をしねえとな…」
「私は寝るわ」
かくして、正一たちはまた現代に戻ってきたのであった。
暗い蔵の中。少女が何かを探している。
「御祖父様から許可を取るのに、随分手間取ったわ…あれかしら?」
そして、ある棚の上にある木箱に目をつけた。
それを取り、開ける。
埃だらけの書物の中に、それは埋もれていた。
「…ふふ、あったわ。やっと見つけた」
手にしたのは一見するとただのボロい本。
だが、それが少女が正に探していたものであった。
少女は喜ぶ。だが、彼女は、純粋な喜びだけでなく、
黒い感情をも含んだ笑みを浮かべた。
「ふふふふふ…ふふふふ…ハッハッハッハッハァ!!」
蔵の中に、狂気じみた笑い声が響き渡った。
またもや現代入り。急展開過ぎましたね。
でもアレはどう見ても空k
「ネタバレ厳禁。しかも反省してないし…
一度吹っ飛びなさい」
ちょ、リラ、どっから来た?おい!?ちょ、ま…
……アッ―――!
「…ふぅ。作者に代わって私が説明するわ。
どうやら作者は、次回で猛烈に”あること”が書きたくて、
無理やり現代に戻したみたいね。
ホント、無理矢理にも程があるわ。
馬鹿よねぇ。これだから低能はd「何 が 低 能 だー!!」
…懲りない奴。ちょっとOHANASHIしてくるわ。
ま、またどっかでお会いしましょう。またねっ!」
ちょ、そんな物騒なもの、持つな!
俺はどっかの誰かみたいに
崖を滑り落ちたりナタで脳天叩き割られる趣味はないn
「ドガッ ボカッ ガッシ ボカッ」
<ご察し下さい>~!!や、やめろ、<伏せられました>!!
と、とりあえず次回まで待ってくれー、ギャー!!