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第5話 大賢者はよちよち歩きの赤ん坊とエッチする ~A Fine and Private Lesson~

ふくれっつらの幼馴染。

「そんなにすねるでない」


 声がした方を向いてみるとふくれっつらの雨乃をニニアンナがなだめていた。


「あたしとのエッチは拒んだくせに、幼女とならいくらでもエッチするんだ、湊斗って」


「あやつはもともとああいうドスケベな性格じゃからのう。エストガルドでも大賢者に取り入るなら幼女を差し出すに限るなんて言われておったわい。大賢者というものは知識の量も性欲の量も半端ないのじゃ」


「子供の頃に一緒に入ったお風呂であたしの胸や股間をガン見してたのはそういう理由だったんだね、納得したよ」


「幼女の頃のおぬしが今のあやつの前に出れば即座に犯されていたであろうな」


「ペッタンコとツルツルは神なんだよね、湊斗にとっては」


「よく理解しておるではないか!」


「だてに長年幼馴染やってないもん」


「悲しそうな顔をするでない。希望は潰えておらん。幸いにもわらわは西の大魔女と呼ばれておるほどの魔法の達人じゃ。おぬしを幼女に変えることなど造作もないわい」


 雨乃の顔がパッと輝いた。


「幼女になれるの?」


「まかせるのじゃ!『無垢なる少女、純潔なる魂、幼き心。これらをもて幼女の姿へと変じさせよ。アビス・ペルヴェルテレ』」


 ボンッ!


 ベッドの上に現れたのはよちよち歩きの赤ん坊だった。


「ばぶー、ばぶばぶー」


「なっ! 雨乃が赤ん坊になっちまった!」


「幼女に変態させたつもりなのじゃが、やはりストレンジ・チャイルドでは魔法の効き方が異なるようじゃ」


「元に戻るんだろうな?」


「一時間限定の魔法じゃからだいじょうぶじゃ、たぶん」


「たぶんってなんだよ?」


「前例がないぶんストレンジ・チャイルドへの効果は未知数なのじゃ」


「なんて無責任な……」


「ほれ、赤ん坊がおぬしを求めておるぞよ」


 赤ん坊はよちよちと僕の股間まで這い寄ってきた。


 ムスコをぺちぺちと叩いたあと、小さなお口で吸いついた。


「おおっ! 勃たちおった!」


「エマーリン様、赤ん坊もいける口なんやねー」


 赤ん坊はムスコにしがみつき、チューチューと吸い続けた。その結果。


 ドバッ!


「なんという量じゃ! いまだかつてこれほど大量の精液は見たことがないぞえ」


「あーしのときとは明らかに量が違うじゃん」


 天井まで吹き上がった精液は雨となって降り注ぎ、赤ん坊は両手をひろげて精液の雨を受け止めた。


 全身精液まみれになった赤ん坊はきゃっきゃと笑っていた。


「よほど嬉しかったのじゃろう。おぬしも躊躇わずにさっさと抱けばよかったものを」


 一時間後、雨乃は無事に元の姿に戻り皆が安堵した。



 * * *



「急げ、急げ」


 ブレザーに着替えた僕たちは学校への道を急いでいた。


 朝っぱらからエッチに精を出したせいで、始業時間まであと10分もなかった。


「仕方ない、瞬間移動魔法を使うぞい。みなわらわのまわりに集まるのじゃ」


 雨乃とパウエラと僕はニニアンナの側に集まった。


「『テレポート!』」



 * * *



「おわっ! 白間、いつのまに来てたんだ?」


 隣の席の伊藤が僕らに気づいて叫び声を上げた。


「おまえがぼんやりしている間に来たんだよ」


「いやいやいや、女の子三人も侍らせながら登校するやつを俺が見落とすはずがねえ」


「事実僕たちはここにいるじゃないか。おまえが気づかなかった何よりの証拠だよ」


「うむむむむ。腑に落ちん」


「あたし教室に行くね、湊斗。精液の雨をまた降らせてね」


 余計な一言をつけ足して雨乃は自分のクラスに行ってしまった。


「精液の雨とは何だ、白間? おまえら朝っぱらからナニをしてたんだ?」


「あーしらエッチしてたんじゃん」


「一番搾りは子宮に沁みるのじゃ」


「がああぁぁぁん!」


 そう言ったきり伊藤は固まってしまった。


「あーしも教室に行くじゃん。またね、エマーリン様」


「パウエラもこの学校に編入してたのか」


「そのようじゃのう」


「パウエラはもう30歳だろう? って言ってもここに300歳の編入生がいたな」


「学業に年齢は関係ないのじゃ」



 * * *



 昼休み、ニニアンナに腕をひっぱられて保健室にやってきた。


「おじゃまするぞい」


「またあなたたちなの? 保健室はラブホじゃないのよ!」


「スリープ」


「グーグー」


「ヤるのか?」


「当然じゃ。朝と昼と夜に三回エッチすれば子供ができる可能性がより高くなるのじゃ。時間が惜しい、さっさとヤるぞい」


「コンドームは無しでいいんだよな?」


「うむ。スケベなおぬしもナマのほうが嬉しかろう」


 カーテンを開けてベッドインしようとすると、そこには既に先客がいた。


「ニニアンナ様、ぬけがけはよくないじゃーん」


「湊斗、こんどはちゃんと幼女になれたよ」


 既に幼女化したパウエラ(10歳くらい)と雨乃(4歳くらい)が全裸で待ち構えていた。


「どうすればいいんだ」


「がんばって三回エッチするしかなかろう。大賢者ならそれくらい可能じゃろう」


「無茶を言うな」


「湊斗の精液ちょうだい」


「あーしにも精液プリーズ」


「ほれほれ、幼女たちがおねだりしておるぞ。おぬしのムスコもギンギンじゃ」


「できるのか、僕に」


「できるのか、ではない、やるのじゃ!」


 雨乃とニニアンナとパウエラの中に一回ずつ射精をするとちょうど昼休みの終了のベルが鳴った。


 人間って不思議だ。できないと思っていても意外と出来てしまう事ってあるもんなんだな。


 急いでブレザーを着なおした僕たちは保健室を出てそれぞれの教室に散っていった。


 放課後家に帰った後は雨乃とパウエラとエッチをし、夜はベッドでニニアンナとエッチをした。


 幼女相手だとがぜん張り切っている自分がいる。どんな困難をも乗り越えられる勇気を幼女たちは与えてくれる、そんな気がする。


忘れじの保健室、過ぎ去りし昼休みの幻影。


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