YESを連打するのは、危険です
よろしくお願いいたします。
20××年
売れきれが続出するほど、青年男性を中心に爆発的な人気が出たゲーム。
それは…………。
モン娘育成ゲーム、『モン娘よ限界を超えて行け!』通称モン超え。
人気の理由は、エロゲーで活躍する原画家が描く美しいモン娘にあった。
そのため、エロいポケ〇ンと評価されているが、育成ゲームとしても高評価を受けている名作ゲームである。
ゲームの難易度は低く、モン娘を鍛えてチャンピオンに勝利すると、ゲームクリアー。その後にやり込み要素として、伝説のモン娘7体をGET出来る様になるが、大抵の人は挫折し諦めてしまう。
挫折する理由は、やり込み要素の難易度が非常に高いから。
テイム成功率0.0001%の伝説のモン娘、それを全て集めるのは不可能と考えられている。
だがしかし、1人だけ成功した男性がいた。
その人物とは、20歳の熱狂的なゲームマニア、井九誠志郎である。
彼が何時もの様に、モン超えをプレイするためゲーム機を起動すると、初めて見るメッセージがTⅤ画面に映し出された。
EXステージが開放されました。開始しますか?
YES/NO
YES。
警告、戻ることは出来ません。それでも開始しますか?
YES。
EXステージに持ち込むモン娘は、伝説のモン娘7体で良いですか?。
YES。
最終確認、本当にEXステージを開始しても良いですか?
YES。
この日、井九誠志郎と伝説のモン娘7体の存在が、地球上から消失した。
次回予告
「ちょっと作者! 文字数が少ないですわよ。もっと熱く、本気を出しなさい! そしてPS5を持って来なさい」
「すみません、すみませんでした! 次回は文字数が多いですから、許してください。それと、PS5を入手するのは無理! どこにも売ってなーい」
「仕方ないですわね」
「あの、ベルさん、次回予告をお願い出来ますか?」
「おほほほ~、次回予告! 私が優雅で華麗に、登場いたしますわ」
「…………そんな感じです」