意識が作りだすもの
現実は意識によって構成されている。
同じ出来事でも捉え方によっては悲劇にも喜劇にもなる。
最近何かがおかしい...
何故かは分からないが常に誰から見られている気がしてしょうがない。
「おい!授業をしっかりと聞いているのか!最近のお前は集中力が足りないぞ」
まただ、視線が気になってしまって授業に集中できない。
このままでは、何かの気配のせいで気が狂ってしまいそうだ...
トントン
「?!」
何かが肩を触ってきた気がするが、それはおかしい。
俺は教室でも最後列にいる、後ろから触るなんて絶対に不可能だ!
一気に恐怖心が身体中を駆け回り、冷や汗が止まらない。
「うわああ!」
恐怖に耐えきれずに叫んでしまった
クラス全員の視線が僕を突き刺す。
クスクスとクラス全員が僕を笑ってる。
「急にどうしたのかね」
心配そうに見てくるが先生も内心笑ってるに違いない!
僕は恥ずかしくなってしまい学校を飛び出してしまった。
「最悪だもう学校にいけない...」
落ち込みながら適当にぶらつくと周りから見られている気がした。
ふと、辺りを見渡すと周りの大人たちが僕をみて何か話して笑っていた。
僕は激怒した僕の状態を理解しようとせず、ただ笑っている大人たちやクラスメイトに。
「僕は何で生きているのだろうか...」
強い怒りは一気に絶望に変化していく。
「誰も理解してくれない...誰も僕を心配してくれない」
もう死にたい...いや、生きたくないのだ。
強い孤独感にさいなまれながら透明でいて冷えた考えが頭を埋め尽くす。
「もういやだ」
昨日、少年がバスに飛び込み亡くなりました。
では、学校関係者や目撃者の取材を見てましょう
「何かずっと怯えていました。クラス全員が心配していました。」
「周りを見てブツブツひとりごとを言っていて怖かったです。」
警察は自殺とみて調査をしています。
「なんかさぁ、最近何かに見られてる気がするんだよ」
「気のせいでしょ。それより授業に集中しなよ」




