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15話

「大輔さん、本当に無事で良かったです。」

ゆいは、泣きそうな目で俺を見つめる。駄目です、惚れてしまいます。こんなに可愛い子が俺の事を、心配してくれる日が来るなんて、神様ありがとう。

「だって大輔さんが死んじゃったら私も死んじゃうじゃないですか。ずっと、怖くて怖くて。」

結局、自分の事が心配なんじゃねーか。


「そういえば、あの赤い髪のやつ、俺はリーダーじゃない、とか言ってた帰って行ったぞ。最低野郎だぞあいつは。」

「別の奴がリーダーだったの?」


「いや、ここにリーダーは居ないみたいな事言ってたな。」

「と言う事は、裏で指示している奴がいるという事か。そういうやつは、見つけだして叩き潰すが一番。」

いちいち怖いんだよ。隆史から出る禍々しいオーラに一瞬寒気を感じた。


ブーブーブー

「うわっ!!!!」

「あー、ビックリした!何よ、いきなり大声出して!」

いきなり、スマホのバイブが鳴りビックリしたのは俺の方だ。

「なんだ、メールか。」


『イベント発生のお知らせ!!!明日、午前9時よりイベント開始します。イベント内容、黒きドラゴンを撃退せよ。各地にドラゴンが出現します。討伐できれば一体、10万ポイント獲得できます。ただし、チョー強いので気を付けてね 神より 追伸 当分の間、禁酒だって 神より』


「イベント?しかも明日?ドラゴン?おい、なんか神様、ゲーム楽しんでないか?」

凄い興奮している浩二。


「一体、10万ポイントですって!ボロ儲けじゃない。」

みなみ、お前このゲーム、バイト感覚なのか?


「黒きドラゴンって…なんか怖い。」

大丈夫、ゆいは俺が守るから。


「油断は禁物。へたすりゃ全滅もあり得る。何体出没するかも分からんしな。取り敢えず様子見だな。」

隆史が自分の眼鏡を指で押し上げるたびに、目付きが怖くなっていくのは気のせいだろうか。


「あー、しんど!風呂入りたい。」

「そうね、今日はもう、私達のアジトへ帰って明日に供えましょ。」

「アジト?アジトなんていつの間に見つけたんだ?」

「はあ?あんたん家よ。」

人の家を勝手にアジトにするな。別に良いけど。


俺の家に着くと、取り敢えずみんなの所持魔法を整理してそれから作戦を立てようと言う事になった。


俺の所持魔法

錬金術日本刀、ストーンブラスト。


みなみ

『ディフェンスアップ』耐物理、耐魔法の防御力を上げる。

『音速の貴公子』ターゲット一人の移動速度を各段に上げる。

『光の壁』光の壁を複数指定した場所に出すことにより空中移動が可能、もしくは、相手の魔法を防ぐ事も可能。

『光の矢』光を纏った矢を放つ。矢が輝きを放っている為、相手は見えにくいのが特徴。


浩二

『ウォータースプラッシュ』指定した場所に地面から水を噴射させる。

『アシッドドレイン』

指定した場所に一定時間、酸の濃い雨を降らせる。この酸性雨は鉄をも溶かす。


隆史

『シャドーストライク』

自分の影の腕のみ操る事ができる。


『エンドフェイズ』

指定した空気中から黒い槍を3つ出現させ指定した相手に向かって飛んでいく。


『影踏み』

相手の影を踏むことにより相手の魔力を吸い取る。


ゆい

『風おこし』

相手の攻撃を風で跳ね返す。


『かまいたち』

指定した場所にかまいたちを起こす。


『風の刃』

風の刃を飛ばす。

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