10.【絵師】長岡更紗▷【作者】加純
★絵師情報★
絵師:長岡更紗
描きやすい性別:男
描きやすい年齢:14歳〜45歳
描きにくい人物:おばさん、髪の毛もじゃもじゃな人
描けない人物:おじいさん、おばあさん
何かあれば:筋肉が好き。上半身裸の男性なら喜んで描きますw(でもガリガリさんは嫌( ;∀;))おっさんくらいまでなら描くの楽しいです。女子も描けるけど、あんまり可愛くは描けないです。
★キャラクター依頼内容★
【バージョン】カラー
【絵師】 長岡更紗
【作者】 加純
【出演作品】 混沌の淵に潜む竜は永久を嗤う
【作品URL】https://ncode.syosetu.com/n9785fb/
【ジャンル】 異世界ダークファンタジー
【名前】 リューゼ・リ・アビナ
【性別】 男性
【種族、人種】 人間 白人系。
【年齢】 24歳
【身長】 たぶん180~185くらい。
【体重】 たぶん65~70キロあたりだと思う。
【髪型・髪色】 うなじで束ねた漆黒の長い髪。(願掛けして伸ばしている)前髪は顔に掛かるくらい伸びている。
【目つき・目の色】 強い光を放つ瑠璃色の瞳。(不思議な能力が発動する際には、金色の光が浮かび上がる)
【肌の色】 日に焼けている。
【体型】 均整の取れた長身。
【服装】 (現在)粗末な胴着とズボン、剣士使い込まれ痛みが目立つ外套と長靴、腰には長剣。左手人差し指に、「三つ首竜」の紋章が付いた指輪。出自は王家に連なる公爵家の公子様なので、出るところに出ればそれなりの格好も。服装は長岡様のお好みで。(上半身剥いてもOKです!)
【表情】 (現状に満足していないので)不機嫌が張り付いたような。素地は高貴な血筋を感じさせる整った顔立ち。高い鼻と大きめの口、青い目は、ロサ王家の特徴。立ち振る舞いもどことなく尊大さを隠しきれていない。
【性格】 態度のデカい、扱いづらいイケメン。ではあるけれど、一流の教育と作法を身に付け、必要とあれば空気を読んで愛想笑いを振り蒔く腹芸も難なく熟す。拗ねたようなところもあるので、年上の女性にはモテる。
【その他】 14年前の政変で、ロサ王国を追われた公子様。王族は彼ともうひとりの公女を除いて根絶やしにされた。家臣の機転で災難を逃れたが、今も政変の首謀者たちから執拗に追われている。政変を共に生き抜いた乳兄弟や臣下たちと、支援者の間を歩きながら復讐の機会を狙い、闇の妖術師たちと攻防を繰り返している。
常に命を狙われている状態なので護身には怠らない。また太古の「創始の竜」の血を引く一族の出身なので、不思議な異能力を持っている。
Mission complete!
★絵師コメント★(文:長岡更紗)
お相手が決まった時、加純さんは、相手が私になるという予感を持っていたそうです。
そういう予感はよく当たるんだとか……本当に当たった、凄い!
加純さんは以前から他の方の活動報告でよくお名前とイラストを見て知っていました。
そのお人柄やイラストを見て、お近づきになりたいな〜と思っていた一人だったので、この企画に参加してくださり、更にお相手が加純さんになった時には狂喜乱舞しました!
どちらかというと、描くよりも描いてもらいたかったんですが(笑)、でもとても嬉しかったです!
キャラクター依頼情報を頂き、更にはメッセージで
『剥いてもOKですから!(ここ大事でしょ♡)』
というお言葉を頂き!!
わーい、筋肉描けるーw と喜びのままに勢いでその日のうちに完成!!
それがこちら!
いや、あの、すみません。
勢いだけで描き過ぎました……
他の方のイラストを見ているうちに、『これじゃあダメじゃん?!』と気づき、加純さんにお願いして、描き直させてもらう事に。
今度はちゃんと小説を読んでから、リューゼさんと行動を共にしているセオリエさんとセットで描こうと決めました。
加純さんの描いたリューゼさんとセオリエさんを見せてもらい、服装のイメージがつかなかったのでわざわざどんな感じかざっと描いてもらい(何やってんだ、私(ノД`))、それから下書きの提出をして確認してもらいました。
①最初の提出。
食糧事情が悪いので、もう少し痩せさせる事と、セオさんの表情をもう少し穏やかにとの事でした。
②セオさんは結構痩せさせました。表情も穏やかに。
リューゼさんはちょっとだけ筋肉量を抑えました。
これでオッケーが出たので、進めていく事に!
③服を着させて、ちょっとポーズを変えました。
④ペン入れ終了!
①下塗り終わり。
②リューゼさんの服が白っぽくなり過ぎたので、黒く変更。
③リューゼさんの肩が怒り肩になって不自然だったので、修正。
7頭身しかなかったので、顔を少し小さく修正しました。
④セオさんも同様に顔の修正をして8頭身に。
しかし、ざざっと描いた背景が酷すぎる!
ってわけで、背景を描き直し。
①最初の背景。
小学生の写生じゃないか(笑)
②岩の色を変更。
ダークファンタジーだし、ちょっと暗めにしてみました。
③山をちゃんと塗ってみる。
④道があっさりしてたので描き込みました。
木の葉っぱはモコモコしてたので、それっぽくして完成!
これを組み合わせて、イラストが完成したのでした!
けど、せっかく剥いても良いと言って頂けたのだからと、剥きバージョンも描く事に!
最初の下描きを利用して、裸の二人を描いていきます。
背景はやっぱり、裸でも違和感のない温泉!
①ざっとしたイメージを描いておきます。
②色付け。またも小学生レベル。岩が鬼門です。
③岩の塗り方をネットで調べながら、何とか見られるレベルに。
④遠くのものを強くぼかし、適当に陰影をつけて、あとは光や湯気で誤魔化して完成!
そうしてキャラと組み合わせたイラストがこちら!
温泉ということで、二人の表情もちょっとだけ柔らかくしています。
過酷な旅をしているリューゼさんとセオさんに、どうかひとときの休息を。
温泉でゆっくりしてもらえれば、幸いです。
レイヤーは細かく分けているので、手前のを消したり自由自在。
使い回し出来るかもと思って見えないところまで描きました。
こんな感じ。
もう石畳は描きたくない(笑)
木の根元は見えないので適当です!
紅葉させてみても良さげかなとやってみました。
今度は秋に温泉に来てもらっても良さそうですね♪
色々とわがまましたにも関わらず、全てのイラストを本当に喜んで受け取ってくださった加純さんには感謝しかありません!
大切な二人を描かせてくださって、ありがとうございましたー!!
★作者コメント&作品紹介★(文:加純)
長岡様お願いしたのは、中世ヨーロッパ風の異世界が舞台のダークファンタジー。
物語は謎のまじない師の夢占いに主人公リューゼは心引かれ、その内容を知ろうとします。彼は一族を滅ぼされ故国を追われた公子。「三つ首竜の紋章の王が王冠を戴く」という大地女神の巫女の予言を後ろ盾に、故国への帰還を狙っているのでした。
彼の王位奪還と、故国ロサと周囲の国々の興亡。命を狙われつつ、旅を続ける彼の行く手に待つものは……。
長岡様の力強い線が描く青年たちは、騎士という設定を踏まえ、たくましくも優美でりりしくあるのです。中世風の衣装も趣向を凝らしてくださり、リューゼの「公子」らしさが表現されています。不機嫌そうなリューゼの表情を描くのに苦労なさったとか。気難しさ、ちゃんと出ていますよ。
共に旅するセオリエの怜悧さも、寒色系のチュニックで引き立ててくださいました。丁寧に描かれた背景も、物語の世界観を広げてくれるます。そして背後に拡がる暗い空が、ふたりの旅の困難さを物語っているような。
それにしても、ふたりの会話が聞こえてきそうなワンシーンです。
ファンサなおまけまでいただきまして、物語に新しい展開が生まれるかも!?
本当にありがとうございました。