22.【絵師】睦月スバル▷【作者】檸檬 絵郎
★絵師情報★
絵師:睦月スバル
描きやすい性別 :女性
描きやすい年齢 :14歳〜20歳
描きにくい人物:年老いた人物や明るい人物像の人
描けない人物:おじいさん、お婆さん系統
何かあれば:全体像を描くのが苦手なので基本はバストアップになります。影のある人物や暗い人物は得意です!
★キャラクター依頼内容★
【バージョン】白黒
【絵師】睦月スバル
【作者】檸檬 絵郎
【出演作品】N4042EY『とっつきの悪いおじさん』
【作品URL】https://ncode.syosetu.com/n4042ey/
【ジャンル】純文学
【名前】(語り手なので言及なし。あえて名付けるなら、「十四歳の踊り子」ですかね。)
【性別】女性
【種族、人種】特に限定していませんが、ヨーロッパ系ですね。舞台が19世紀パリなので、フランスかベルギーか……そこらへんの白人女性で。
【年齢】14歳
【身長】仮に、160cmということで。
【体重】仮に、45kgということで。
【髪型・髪色】茶系統かな。踊り子なので、後ろでまとめてる感じで。
【目つき・目の色】あどけない感じ? 瞳は茶系統で。
【肌の色】色白ですね。
【体型】痩せ型かな。
【服装】十九世紀フランスのバレエの衣装。ロマンティックバレエなので、有名なロシアのクラシックバレエの衣装とは別です。
【表情】あどけない感じ? ちょっと怯えがちでもいいかも。
【性格】割とおとなしい子よ。
【その他】エドガー・ドガの作品に出てくる踊り子みたいなイメージで書きました。
Mission complete!
★絵師コメント★(文:睦月スバル)
今回イラストを描くにあたって、結構苦労致しました。
と言うのも「とっつきの悪いおじさん」は純文学なので普段のアニメ調で描いた場合ミスマッチになってしまうかも知れないと思い急遽リアル調のイラストの練習に勤しむ事にしたんですよね。
特に難儀したのはやはり目のパーツで、「且」を上下逆転したような感じの目だとこれまたミスマッチになってしまい没案に。それから試行を重ね、線を只管重ねる事でこれを解消した感じになります。
そして作品の雰囲気に合うように影をつけ、背景を黒に……したは良いものの単調な黒だと画面が陰鬱過ぎるので、背景を黒一色からかけ網の全体塗りへと変更。
最後に全体の調子を整えてこのイラストの完成となった訳であります。
恐らく描き切った達成感は今までで一番大きかったと思います。
★作者コメント&作品紹介★(文:檸檬 絵郎)
一言でいうと、「とっつきの悪いおじさん」のお話です。
エドガー・ドガという画家をモデルに人物を作りましたが、「とっつきの悪い」というタイトルからわかるように、その画家ではなく、別人物に視点を持ってきています。
魅力的な人物を描写する場合、その人物を語り手にしてしまうと、当然のことながら「俺すげー」になって白けてしまうので、別のだれかに語らせるんです。今回は、バレエの踊り子視点で描きました。
そういえば、以前、画家視点で絵のモデルについて描いた小説もあったなあ……と思いだしたんですが、今回は画家が語られる側。人物を描く人物、を描く……今回の短編には、そんなおもしろさもあったんだなあと、今更ながら、感じ入りました。(※ 登場する画家は、それぞれ別の人物です。)
今回、この小説を選んだ理由は、描いてくださるお相手の睦月スバルさまの「絵師アンケート」で、14歳〜20歳の女性が描きやすいと知ったからです。あとは、「影のある人物」が得意っていうのかな。で、14〜20歳の設定の人物で影ありそうなのをかたっぱしから探したところ……、歴史物で描いた千姫さんと、この小説のバレエの踊り子がちょうどいいかしら、ということになりまして。で、なんとなくこっちを選んだんです。影のある……という表現が適切かはわからないけれど、他の踊り子たちとは違った、周囲から一歩引いた自分の世界を持った子なので、ぴったりかなと思って。ただ、語り手としての人物なので、キャラクター表を埋めるのに苦労しました。やべー、名前なんてねえ、とか(笑);
影から浮かびあがるような、あどけなさを残した素敵な少女に描いてもらえたので、この小説・人物を選んでよかったなと思っています。この場を借りて、睦月さまへ……ありがとうございました。




