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コダマの唄  作者: 綾蓮
1/1

愛1

「産まれてきてくれてありがとう。」


産まれてきたばかりの我が子を見て、素直にそう思えた。


これはただ日常の我が子の可愛さと、その時感じた気持ちを徒然に残すエッセイである。


産まれたばかりの時、長男の可愛さと愛らしさに胸がいっぱいだった。

2年後、次男が産まれた。ブチャイクだと思った。次男あるある。


長男が夜泣きをしていた頃、夜通し抱きしめて眠ってもただその可愛さに、辛さよりも親としての幸せを感じていた。

次男の夜泣きには深睡し、そもそもなかなか気づかない。

次男あるある。


子供が夜、うつ伏せで静かに寝ている。

息が止まってしまったのではないかと呼吸や体温を確認してしまう心配性の私。


朝起きた時、2歳の子供が私より早く起きた時、「もっと寝かせてと思う。」でも「寝ないよう、下に行く」と私が起きる事をせがむ息子にこんなにも必要としてくれてありがとうと苛立ちよりも喜びが多い。


朝起きた時、2歳の子供が私より遅くまで寝ている時、そのあまりの寝顔の可愛さに、日常のやる気を与えてくれて、感謝。


子供の無邪気さによく心が洗われる。

なんてステキなんだろう。


必ずお気に入りのお菓子を一口わけてくれる、そのあとは全部自分で食べる。その仕草もただただ可愛い。


私の言ったことを繰り返し、そして時が経っても覚えている。オウムのように繰り返し話す。

愛しさで胸が爆発しそうになる。


家でもどこでも抱っこをせがむ、甘えん坊さん。

でも抱きしめた時に癒されているのはこちら。

本当にありがとう。


自分でやらないと満足しない長男。

頑張り屋さんな君、応援しているぞ。


私のお世話に躍起となる我が子。

洋服をとったり、カバンをとってくれたり、ペンをとってくれたり。

お世話というよりはむしろ時間がかかってしまっているけど、本人は本気でとても優しい。その優しさが何よりかけがえのない時間である。


産まれて数ヶ月の次男。

オムツの中で爆音がする時がある。

確認に戦々恐々である。


あー愛おしい。


いろんな日常をこの子達と過ごせる幸せ。


普段何気なくいると忘れてしまう。


だから書いておきたいコダマの唄。




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