表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

水だしコーヒーでも飲みたい

作者: 左派系男子

 つ、つらつら、正午どきに、つらつらしんしん思考はと、ま、り。

いや中心地点の駅でとどまるのだ。

 中庸。

心の声はいやさやか、青い透明が私をひたす。

 犯す。

 心の声は軽やかに、ただみずみずしい感情だけが普通。

 それでもこんなに幸福な、なんでもない体験が出来て良いのだろうか……。

 外みれば、それはまあ車内からみた外だけど、白い雪が降ってる。

 昼の底が白い。

 白く外はぼやけているよ。

 ゆるゆると、外の白の雪とこの車内の青い透明感がゆらりんゆらかりんと通じるようだ。

 ゆらゆら。

 心と体。

頭と心、ばあちゃんと不思議生命、柚餅子とコンソメスープ、天と地の日常。

 油揚げとアクエリアス。

 水だしコーヒーと十六茶。

 特急列車と寝台電車。電極と透明戦。

 血のついた包丁。

 これは詩なのか?

 寒い車内の中でぞっと感じた感情をこんなに長々とお話する必要は?

 あるの?

 それは分からん、七不思議。

 ゆらゆらゆらり、ゆらりゆるゆるゆりゆらり流れ流れる時の声。

 そうだ、たまにはこんな日があってもいいじゃないかよ。

 とりあえず、水だしコーヒーを飲みたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ