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本編の登場人物・地理情報と用語集

作者から:読者様と作者が設定を忘れないために、この作品に関する情報をここだけでおまとめしたい:


登場人物:


1.伝統と信仰の守役、アーミル・スレー


挿絵(By みてみん)


出身国:  ナバル王国

役割:  男性主人公、文化の守護者、光輝諧律という宗教の聖父シェッカハとして勤めている(聖父はこの聖職者における2番目トップの人物で王都にある『光輝聖殿サンジハール』の管理者。ちなみに、首聖卿ハイ・シェッカハはトップ座で、光輝諧律を信仰にしている全ての信徒のリーダーで、聖父シェッカハより下の階級は聖男カハリムである。聖男カハリムは各地の『光輝聖殿サンジハール』の管理者として任命されることはあるが、王都の一番大きなサンジハールを任される権利があるのは聖父だけ。


説明文:この国の大聖堂である王都の『光輝聖殿サンジハール』の若き、敬虔で高名な聖父。自らの文化を誇りに思うが、好奇心旺盛で聖職者にしては聡明な知性と秘めたる柔和性を持つけど、信仰の根幹となることを挑戦されれば怒りやすいところがある。義務と欲望の間の内的葛藤が物語の核心。規則の執行者であると同時に、それを破りたいという誘惑に最も駆られる人物。


2.鋼鉄の女CEO、クレア・フォン・エーデルワイス


挿絵(By みてみん)


出身国: アルブレヒティア(立憲君主制で、王族と貴族はあるが、権力は昔の王制ほど絶大ではなく、お金と伝統こそ持つが、政治の舵取りはすべて選挙で勝ち取った政治家が担う国)

役割: 女性主役メインヒロイン、架け橋、女性CEO, 貴族の家系


説明文:シャルム・エ・シフール社のCEO。現実的、戦略的、そして純粋な有能さと揺るぎない冷静さによって敬意を集める。文化的伝統を障害ではなく、理解し、乗り越えるべきビジネス方程式の変数と見做す。その力は静かだが絶対的。貴族の生まれでありながら伝統と生まれよりも実力を誰よりも重んじる硬派なビジネスウーマン。


3.挑発的藝術家アーティスト、ジュリエット・モロー


挿絵(By みてみん)


出身国: ガリエンヌ

役割: 女性主役(メインヒロインその2)


説明文:ブランドのクリエイティブ責任者であり、その心臓部。華やかで感情的、美を最高の理想と捉える。悪意からではなく、表現を窒息させているという純粋な信念からナバルの規範に挑戦する。アーミルにとっての言葉通りの好敵手。


4.革新王女、ザハラ・ジェー・ナバル

出身国: ナバル王国

役割: 同盟者 / 中立派


説明文:外界に強い関心を持つ王族の一員。いくつかの制限に苛立ちを覚え、選択的な文化交流の潜在的利益を見出す。クレアとジュリエットにとって、上流社会へのアクセスを提供する強力な影の協力者となり得る。


地政学的トライアングル:大陸を支える三つの支柱


これらの国家は、繊細で相互依存的なバランスの中に存在し、それぞれが他国が必要とする資源や優位性を保持している。


A. 貿易と資源


1.ナバルの輸出品: 奢侈品と原材料


説明文:精巧な絹織物、香辛料、宝石、金、象牙、そして森林から得られる希少な堅木など。その富は古くからあり、有形である。


2.アルブレヒティアの輸出品: 工業製品と工学技術


説明文:製造された武器、精密工具、蒸気機関、鉄道部品、医薬品。その富は産業と革新の上に築かれている。


3.ガリエンヌの輸出品: 文化商品と農産物


説明文:ワイン、チーズ、香水、ファッション、美術品、そして先進的な印刷機から生まれる書籍。その富はソフトパワーと人々が求める奢侈品に基づいている。


B. 緊張関係:


1.ナバルは、採掘とインフラを近代化するためにアルブレヒティアの機械類を必要とするが、それに続くかもしれない文化的な衰退を恐れている。


2.アルブレヒティアとガリエンヌは、ナバルの原材料と、富裕層消費者という未開拓の市場を強く欲している。


C. 宗教とイデオロギー


断層線:


1.『光輝諧律』の信仰(ナバル国民の) は、アルブレヒティアの『永久焔』の教義 を、冷たく、神なき、人間よりも進歩に執着したものと見做す。そして彼らはガリエンヌの『輝ける信条ルミナント・クレド』 を、軽薄で快楽主義的、そして道徳的に破綻していると見做す。


2.アルブレヒティア は、ナバルの『光輝諧律』が信じてきた信仰を迷信的で制限的であり、「進歩」の妨げになると見做す。ガリエンヌの信仰は魅力的だという評価だが、何事もご都合主義の考えで非現実的なおとぎ話だとも見做す。


3.ガリエンヌ は、ナバルの信仰を抑圧的と見做し、アルブレヒティアの信仰を魂のないものと見做す。彼らは、美と喜びは規律や進歩と同様に不可欠であると信じている。


D:外交:


このイデオロギーの衝突は、真の同盟をほぼ不可能にしている。外交は、しばしば中立都市国家で行われる、相互寛容の緊張した形式ばった舞踏である。ナバルの光輝聖殿サンジハルは、この冷たい宗教3角形対立の中心的な結節点である。


F:軍事と同盟関係


緊張した三極対立:


1.ナバルの軍隊は大規模で規律があり、優れたアルブレヒティア製鋼鉄の武器(公開している主要輸出品)で装備されている。現代製品と技術への憧れのある一般市民と軍こそ国外から輸入してきた最新系の文明の利器を利用してきたが、宗教『光輝諧律』の信徒からは殆ど敬遠されていて、「文化希薄化を招く悪影響』だと何度も主張してきた、アーミルも。


2.アルブレヒティアの軍は中規模だが技術的に他の2カ国よりも先進的(例:通信のための初期の電信と電話機、先進的な冶金技術)。


3.ガリエンヌの強みはその海軍にあり、貿易路を保護し、強大な海洋技術を有する。


ワールドビルディング拡張


A. ナバル王国 : アーミルの祖国


インスピレーション: 豊かなナイジェリアとマリが統合されたルネサンス期のif?王国がモチーフ(フィクションーの異世界が舞台で)そしてハウサ/フラニの首長国などを基盤とし、砂漠と森林の豊かさを融合。


2.地理:


南部地域 → 鬱蒼とした森林、魚と交易に富む河川。

北部地域 → 黄金のサバンナと砂漠の縁辺部。

首都ザハラ=ケデシュ → 大理石の中庭、ドーム状の聖堂、ヤシの木が並ぶ大通りからなる都市。


3.技術水準:


中世後期~ルネサンス初期に相当するが、建築技術は北の2カ国との国際貿易が盛んになってる今のお陰で先進的になった。

水道橋、装飾的な石工、ガラス細工、書道で覆われたモザイク画。

銃火器はなかったが、アルブレヒティアとの交易により30年も前からマスケット銃、ライフルと砲台を軍が使うことになった。そして、高度な鋼鉄武器と儀式用の鎧もある。


4.宗教と文化:


光輝諧律こうきかいりつの信仰 → 規律、謙遜、共同体の儀礼を重視。


光輝諧律の聖堂は光輝聖殿サンジハルという → 宗教的な神殿であり、政治的な議堂の側面も持つ。アーミルのような中位な聖職者である聖父は信仰と行政の両方に奉仕する。


女性は伝統的に流れるような絹の衣で全身を覆うが、富裕層は精巧なヘッドスカーフと宝飾品で地位を表現する。そして、今時の王女と王侯貴族達でさえ光輝諧律に隠れてあれやこれやと.....


5.食文化:


ナイジェリア及び西アフリカ料理にインスピレーション。

スパイス効いたラム肉のジョロフ風米。

胡椒ソースの魚のシチュー。

甘い揚げパン(プフプフに類似)。

真鍮のカップで供される冷たいハイビスカス茶。


6.衣装:


伝統的(男性): 流れるような刺繍のローブ(アグバダ風)、カラフルなサッシュ。

伝統的(女性): 精巧な巻き布、宝飾品、ヘナのようなボディアートを伴う全身(頭の頭部も髪の毛も)を覆うガウン。一部の女性は戒律の原理主義を重んじて顔も覆う『サバヤ』を着用する。


B. アルブレヒティア :クレアの祖国


1.インスピレーション: ヨーロッパ19世紀後期の優雅さと近代的な産業の趣き(ドイツとフランスの融合)。


2.地理:


中央ヨーロッパ風の、なだらかな平原、広い河川、アルプス的な国境。

首都エーデルマルク → きらめく塔、石畳の広場、ガラスドームの駅。


3.技術水準:


産業と近代の hybridハイブリッド

蒸気機関車、都市部には電気、機械化された工場。

貴族制は残るが、広大な領地を経営することは殆どなく、一般市民から搾取する規模が小さくなり、統治権の程度が絶対的ではなく、クレアの会社のような企業が支配的。つまり、仕事してる平民は家畜から社畜にランクアップしただけ。


4.宗教と文化:


永久焔えいきゅうほのおの教義 → 進歩、人類の革新、市民的秩序を強調。


その寺院は、永久灯で照らされたバシリカ風の壮大なホール。


ナバルより世俗的で近代的だが、信仰は依然として権力と絡み合う。


5.食文化:


肉中心の食事: ソーセージ、ローストした家禽、燻製の魚。


乳製品豊富なペイストリー(チーズタルト、クリームロール)。


強いワインと発泡性のフルーツ飲料。


6.衣装:


実業家(男性): スーツ、ウェストコート、懐中時計。


実業家(女性): モダンなペンシルスカート、シルクのブラウス、ビジネススーツとハイヒール :クレアのトレードマーク。


伝統的: 流れるようなガウン、コルセットを思わせる胴衣、貴族用の重厚なケープ。


C. ガリエンヌ :ジュリエットの祖国


1.インスピレーション: フランスに地中海の趣き(プロヴァンス / コート・ダジュールの美的感覚)を融合。


2.地理:


あおい港、ブドウ畑、オリーブの木立を持つ沿岸王国。


首都ソレイヤント → パステルカラーの建築、開放的な広場、劇場、噴水。


3.技術水準:


アルブレヒティアと同等(19世紀後期~20世紀初期)。


やや芸術とファッション志向が強い。


印刷機、舞台劇場、オートクチュールの店で知られる。


4.宗教と文化:


輝ける信条ルミナント・クレド → 藝術、美、愛を神聖な表現として強調。


その寺院は、壁画や彫像がある豪華なオペラハウスのように見える。


信仰は寛容で、甚至ないしは遊び心さえあるが、ナバル王国の調和のような、より厳格な宗教と衝突することがある。


5.食文化:


魚介類中心の料理: グリル魚、ブイヤベース風シチュー。


新鮮なパンとペイストリー: クロワッサンのような層、フルーツタルト。


ワインとチーズは日常食の主食。


6.衣装:


実業家(女性): フリルが一杯ついてる優雅なドレス、レース、ハイファッションなブラウス、大胆なスカート。


ファッション文化: ハイヒール、宝飾品、デザイナーハット :ジュリエットはそれら全てを祖国で誇示する。


伝統的: レースとパステルカラー、真珠をあしらった流れるようなシルクのガウン。


D: 三国間の相互作用


ナバル王国(アーミルの祖国): 豊かで誇り高く、宗教的に保守的、伝統に文化的に富む。


アルブレヒティア(クレアの祖国): 産業の原動力、企業主導、規律正しい、しかし信仰による束縛はとても少ない。


ガリエンヌ(ジュリエットの祖国): ファッションの首都、藝術的、自由奔放、気まま、華やか。


総括: 彼らは 伝統アーミル秩序クレア自由ジュリエット を体現している。

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