第7話〈アルネシア掲示板断片ログ:世界は今日もゆるく動いている〉
【料理掲示板 - 職人技術交流スレッド】
**No.4829** 投稿者:名無しの冒険者
> セラフィア港の厨房に、すごいお嬢様プレイヤーが現れた件について。
> スライム素材で、魔法バフ付きのスイーツを作ってるのを目撃。
> 見た目も味も、完全にプロレベル。
**No.4830** 投稿者:魔術師見習い
> あのジュレ、実際に食べたけど衝撃的だった。
> 「スライム・ジュレ・ド・フォレ」って名前もおしゃれすぎる。
> フランス料理みたいな響きで、ゲーム内でこんな本格的な名前初めて聞いた。
**No.4832** 投稿者:駆け出し戦士
> 調理の前に紅茶淹れてたし、火加減調整しながら「この温度では風味が損なわれますわ」って呟いてた。
> あれ絶対、現実でも料理のプロだよ。オーラが違いすぎる。
**No.4833** 投稿者:情報通
> 解体スキル持ってるらしい。しかもスイーツ職人。
> このギャップ……これが話題の「ギャップ萌え」ってやつか。
> 血まみれの解体作業の後で、優雅にデザート作ってる姿想像してみろよ。
**No.4834** 投稿者:厨房常連
> 素材に向かって「あなたはまだ香りが十分に開いておりませんのね」って話しかけてた。
> その場にいたプレイヤー全員、静まり返ったよ。
> あの空気感、忘れられない。
**No.4835** 投稿者:見学者
> ナプキン持参でまな板に布敷いて、魔導火口の性能に不満言ってたの見た。
> 「もう少し細やかな温度調整ができれば……」って呟きながら作業してる。
> その間、厨房のNPCすら静かに見守ってた。あの光景はシュールだった。
**No.4837** 投稿者:常連料理人
> あの人が厨房にいる時、明らかに空気が変わる。
> 誰も無駄口叩かないし、聞こえるのは火の音とナイフの音だけ。
> まるで素材が呼吸してるような、神聖な雰囲気になる。
**No.4838** 投稿者:肉焼き戦士
> 一緒に厨房使ってた時、俺の焼き肉見て「断面の美しさが料理の品格を決めますのよ」って。
> それ以来、肉が焼けなくなった。どう切っても「美しくない」気がして……
> 料理に対する意識を変えられてしまった。罪深い女性だ。
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【初心者素材活用スレッド】
**No.1193** 投稿者:駆け出し料理人
> スライム核を高級デザートに変える女神現る。
> 解体→加熱→冷却→果実調味の完璧な工程。
> 初心者素材をここまで昇華させるって、発想がすごすぎる。
**No.1195** 投稿者:目撃者A
> モンスター素材を「この子」呼びしてるのに、全然違和感なかったのが怖い。
> 「この子は焼きではなく蒸しの方がよろしいでしょうね」って自然に言ってる。
> あの人にとって、モンスターも大切な食材なんだろうな。
**No.1196** 投稿者:厨房職人
> あの人が帰った後、厨房の鍋全部ピカピカに磨かれてたの地味に笑った。
> NPCたちが無言で掃除してた。影響力すごすぎでしょ。
> 「あの方のような方に使っていただく設備は、常に最良の状態でなければ」って聞こえた。
**No.1197** 投稿者:ファン1号
> 次作がいつも楽しみで、ログインしたらまず厨房チェックしてる。
> 料理番組見てる気分。今度はどんな素材を、どんな風に変身させるのか。
> 毎回、期待を裏切らない仕上がりで感動する。
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【総合雑談 - 注目プレイヤースレッド】
**No.7209** 投稿者:古参プレイヤー
> 最近話題のスイーツお嬢様、どう見ても本物の上流階級。
> ロールプレイじゃなくて素の立ち居振る舞い。
> 歩き方、言葉遣い、所作の一つ一つが完璧すぎる。
**No.7210** 投稿者:戦闘職メイン
> 初見で「スライムを美味しくいただきますわ」発言は伝説。
> その場の戦闘職プレイヤー、全員沈黙したって話は本当?
> モンスターを「いただく」って発想、普通ないよね。
**No.7211** 投稿者:武器収集家
> 解体も戦闘もやるけど、あの人の使ってるナイフは特別。
> 「菓子包丁」って表現がぴったり。切り口の美しさが段違い。
> 同じ装備使っても、あんな綺麗には切れない。技術の差を感じる。
**No.7212** 投稿者:職業研究家
> 「料理人の最終進化:スイーツの貴族」って誰か言ってたけど、本当にそうなりそう。
> 既存の職業分類を超越してる。新しいカテゴリが必要かも。
**No.7213** 投稿者:マナー警察
> 素材に感謝の一礼してから料理始めてたシーンは圧巻だった。
> 真顔で、本当に心から感謝してる様子。
> ネタじゃなくて本気だからこそ、余計に印象的だった。
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【裏技・小ネタ情報交換スレッド】
**No.0040** 投稿者:日常観察者
> 今日も厨房で白エプロンのお嬢様が、素材に一礼してから解体してた。
> あれもう宗教的儀式の域。神事を見てる気分になる。
> 周りのプレイヤーも、自然と静粛になってしまう不思議な魅力。
**No.0041** 投稿者:見学常連
> 見物人5人くらいいたけど、誰も喋らなかった。
> 火の音、ナイフの音、スプーンでかき混ぜる音だけが響いてる。
> あの集中力と、それを周囲に伝染させる力がすごい。
**No.0042** 投稿者:NPC観察家
> 使い終わった食器を丁寧に拭いてるのを見たNPCが、無言で手伝い始めた。
> NPCが自発的にプレイヤーを手伝うって、レアケースじゃない?
> AI判定で「尊敬に値する人物」認定されてるのかも。
**No.0043** 投稿者:香り探偵
> 気のせいかもしれないけど、厨房に甘くて上品な香りが残ってる。
> バニラとも違う、フルーツとも違う、なんとも形容しがたい良い香り。
> あの人が使った後の厨房は、空気まで美味しくなってる気がする。
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【素材職人比較・議論スレッド】
**No.2107** 投稿者:職人評論家
> 昨日、例のジュレ嬢と釣り職、薬草職のプレイヤーが同じエリアにいた。
> 皆それぞれ一流なのに、あの人だけ存在感が別次元。
> 「職人レベルが違う」って、こういうことなのか。
**No.2108** 投稿者:釣り人
> 俺、その時魚逃がしてたんだけど、それすら話題にならなかった。
> 普通なら「あー、惜しい!」とか声かけられるのに。
> あのエプロンの前では、全部霞んでしまう。存在感の格が違いすぎ。
**No.2109** 投稿者:素材愛好家
> 素材と対話してる職人は他にもいるけど、
> ミレイさん(仮名)だけは「素材に恋してる」って感じなんだよな。
> 愛情の深さが桁違い。だから仕上がりも別格なのかも。
**No.2110** 投稿者:哲学系プレイヤー
> あの人を見てると、「プロフェッショナルとは何か」を考えさせられる。
> 技術だけじゃない。姿勢、心構え、素材への敬意、すべてが一流。
> ゲームの中でここまで本気になれるって、ある意味すごいことだと思う。
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【釣り・海洋職専門スレッド】
**No.3301** 投稿者:港の常連
> セラフィア港にすごい釣り師現れた。ウシオって名前のプレイヤー。
> 「血抜き熟成法」とかいう独自技術で、魚の鮮度を劇的に向上させてる。
> あの技術、料理人たちの間でも話題になってるらしい。
**No.3302** 投稿者:海釣り愛好家
> ウシオさんの投稿見たけど、現実の漁師知識がハンパない。
> 潮汐表とか魚の生態とか、ゲーム内設定を現実知識で解析してる。
> 「この時間帯にこの深度で釣れば、レア魚の確率が上がる」とか。
**No.3303** 投稿者:情報収集家
> あの人、祖父が漁師だったらしい。幼少期からの海洋知識が活かされてる。
> ゲーム内でも「海を愛し、海に愛される」プレイスタイル。
> 戦闘職じゃないのに、海域探索でめちゃくちゃ活躍してるって噂。
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【薬草・錬金術研究スレッド】
**No.4501** 投稿者:薬草マニア
> リーヴェンで「薬効抽出の鬼」って呼ばれてるケンイチさん知ってる?
> コンビニバイト15年の経験を活かして、独自の抽出理論を確立してる。
> 現実の薬草知識をゲームに持ち込んでて、その完成度がやばい。
**No.4502** 投稿者:錬金術師見習い
> ケンイチさんのポーション、市販品より効果高いのに値段安い。
> 「素材との対話」を重視してて、一つ一つ丁寧に抽出してる。
> 45歳でVRMMO始めたとは思えない適応力。職人気質がすごい。
**No.4503** 投稿者:薬師ギルド関係者
> アウローラ様(薬師ギルドマスター)が認めた数少ないプレイヤーの一人。
> 「真に薬草を愛する者」として、特別指導を受けてるらしい。
> あの方が認めるって、相当なレベルってことだよ。
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