オークションと私
書きためしてて・・・よかったぁぁぁぁぁ、という心境です、はい
社長は、恋愛のことはびっくりさせてごめんと謝られだけど
一緒にやっていきたい気持ちは本当だから
まぁ、頭のどっかで意識して
とりあえず、仕事は、お願いしたいと、まとめてくれた
篠山さんも、同じだよ、と頷いて、兼務の業務が決まったことを報告してくれた
しかし、そんな忙しい時期でもなく
私は、普通の業務をして、土曜日を迎えました
「でね~、りっちゃん
いきなりでびっくりしたのよー」
なんて、報告しながら、明日のイベント会場への立地と
私のオークションの手伝いをしてくれる為
りっちゃんが、お泊まりにきてくれました
わーい、ぱじゃまパーティ、久々です
女の子同士で泊まるのって楽しいよね~
特に、こういう恋愛相談事があると、ね
「でも、その人気持ち解るかも・・・」
ぽやぽやとした言葉とは逆に
パソコンを操作するりっちゃん手は素早い
いくつもの作業が出来る人って尊敬します
特に、パソコン関係
「何で?」
首を傾げて聞くと、りっちゃんは、モニターに反射した私の顔をみたのか
くすくすと笑って
「だって、ユキちゃん変わったもの」
また、言われちゃった
「みんなにそう言われるけど・・・よく解らないわ」
くるりと椅子の上で振り返ると
りっちゃんは
「うん、変わったよ
すっごく積極的になったと思う
前だったら、イベントに参加する?っていっても
手伝いなら~だったと思うけど
今回、こんなに沢山つくって
どれも、すっごくいい作品だし」
そういって、服を1つ1つ持ち上げて、うっとりしてみてる
たしかに、イベントは好きだから、
一緒にでかけて、買ったりしたけど
自分のなんて・・・って思ってたから
売りに出したことは無かった
何作るにも時間もお金もかかって
自分のことで精一杯だったもん
竜の国で時間があったから、
布が沢山あって元手がかからなかったから
っていう言い訳もあるけど
ほんと、後から考える言い訳
作りたくて作った、それを他の人にもって思うから
今回もイベントに参加したいって思った
「そうかも・・・」
そういうと、うんっと頷いて、パソコンの作業に戻る
「だからね、ユキちゃんのそんな姿みてたら
私も応援したくなって・・・」
そういう言葉が段々小さくなる
耳まで真っ赤
かわいぃ
「やーん、りっちゃん、愛してるー」
ぎゅーって背中から抱き付くと
「もうっやだっ、他の人にいってよ」
なんて照れてる
もう、可愛すぎっ
「だけど、いきなりだと大変だね」
りっちゃんの言葉は、確か
私の心臓付いていきません
考えるというより、逃げるが先だし
もう、パニックっていうより、頭真っ白でした
「で、どんな人なの?」
そうだよね~、一緒の学校でも会社でもないもん
説明から必要だよね
「えーと・・・社長は社長で変人って言われてるけど
たしかに、言葉は足りないけど、面白い人かなぁ
顔は、かっこいい方じゃないかな」
って説明すると
りっちゃんがぷすって吹き出した
「それ、説明になってないよ、社長は社長って・・・」
指摘されて、それも私も笑った
「えーと・・・社長・・・は基山さんっていう名前」
って下の名前すら知らないや
「もう一人は?」
パソコンの作業が終わったのか、
りっちゃんは私の目の前に座って
服を畳んでいく
私も手を出すと、じゃぁこれとこれ、包んでね~
箱それね、とセットしてくれる
うーん、可愛いって・・・消しゴム判子で、ロゴが作られてる
りっちゃん頑張りすぎーっ
「可愛い・・・」
「ありがとう、で、もう一人は?」
「えーと、篠山さんっていう、社長の腹心
大学時代の同級生っとかいってたかな
さわやかお兄さんって感じの仕事の出来る人
ただ、前回ので、以外とギャップがある人って解った」
っていうと
「結局は、類ともってこと?
変人同士っていうか」
って言われて気付く、確かにそうかも
「話の通じる変人と
話ができる変人って感じなのかなぁ」
というと
「合ってるのかもしれないけど、要約しすぎよ?」
ちょっと窘められちゃった
オークションの準備は、おしゃべりしながら完了
あとは、入金待ちが数件とオークションの更新
最近は、オンラインバンクで、即座に振り込んでくるとのことで
夜確認して、りっちゃんは、私にあとで現金支払いするねって約束してくれた
それもそうです、私、オンラインバンクなんてもってないもの
でも、なんかおかしな数字が出てますよ
「ユキちゃん、現実逃避、禁止、ね」
明日から、通常運行ですよ、多分・・・うん、多分、では、本当に待たせてごめんなさいっ楽しんで下さい~