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会社の中が嵐です1

ぎりぎりせーーーーーっふっ


「おはようございますー」

会社のドアをくぐって挨拶をすると

どっと歓声が沸き上がった

え?先輩の話かな???


「ユキちゃん、すごいじゃない

 あの堅物とデートしたんだって?」


課長がそわそわと、席を立って近づいて来た


ちょっ、課長が朝、席を立つの始めて見たんだけど

縁故採用の窓際職員とも言われてる課長

まぁ、そう言われちゃうのは、日頃の行いと

縁故っていうか、社長のおじさんだから

社長も仕方なく置いてるっていうよりは、仲がいい親戚らしく

仕事ができるのか出来ないかは解らないけど

昼以降、社長の部屋に行くと、定時まで帰ってこないことが殆ど

朝は、決済書類と、新聞と、挨拶と電話が課長の仕事だって

私は思ってる


ただ、社が潤滑に回るのは課長と、

腹心の篠山さんがいるからっていう噂

この二人が、この会社の良心で、

社長が、無茶をしても、この二人さえいれば、安泰だなんて

いう話もあるぐらい

だから、仕事をしるのかしてないのか

謎の多い人で、もちろん、私

新入社員ぺーぺーの私には関わりのない人物その1です


ちなみに、私の勤めてる印刷会社

社長が、立ち上げた株式会社、株の殆どは社員株で

私も、何株かは持ってる


社長と、篠山さんを中心に

営業・業務で構成されてて

私たち資材事務は、業務の中で働いてる

その業務トップが、課長です


お客さんからの注文、納品、支払いと資材の注文を引き受ける

それが、私たち資材事務の仕事です

人数が少ないから、借り出されたりってこともよくあるけど

通称、技術部さえ、動いてればどうにかなるって

篠山さんが言ってた

現場第一主義で、遊びも、仕事も真剣にをもっとうに

なんか、へんなことをしてるらしいけど

私にはよく分からない


って、話しがそれちゃったじゃない・・・

まぁ、そんな窓際課長が、私に駆け寄ってくるなんて

嵐の前触れみたいなもの


・・・それは、現実となっちゃったんだけど


「いやぁ、どんな手をつかったの?

 あの子は、優しかったかい?」


なんて、何のことを指してるのか、問いつめたいけど

問いつめるだけ無駄な感じ

無駄に、きらきらして、詰め寄ってくるけど

きらきらしてるのは、頭だけで十分ですよ?


「叔父さん、何してるんですか?」

こんこんと、わざとらしくノックして、社長が入口に立ってた


「いやぁ~、お前が、この子をデートに誘ったって言うじゃないか

 どんなんだっかた、興味があってねぇ」

うふふふ~って、今、ぞっとしたわよ

ぞわっと鳥肌立ったわ


「デートはしてないですよ

 ただ、ちょっと、話があって、荷物があるから

 送っただけですよ」


ただ、それだけですから、そんな興味のあることなんてないですよ

ってそぶりで、社長が話かけてるけど

課長は、いやいやなんて、押しとどめて

詰め寄ってる


うーん、何だろうこの、醜い画は

うん、見なかったことにしようー


そう言って、席に着こうとおもったら


「ユキちゃん、ちょっと社長室までお茶もってきて

 話しがあるから、自分のも入れてきてね」


なんて、にっこり笑って言う物だから


ほらっやっぱり!なんて、課長が色めき立つんです

中年おっさんが色めきたっても

気持ち悪いだけです


ううう、竜の国では、見目のよい人しかみてないから

辛いよぉ~


と、いうことで、新登場人物、次は今からかきますーっちょっと待ってね!

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