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子竜ちゃん15歳

ね、寝オチバンザイ!ということで、おはようございます、続きは、今から書きます

ぎっちり、みっちり

そんな言葉を発したくなる秋です

食欲の秋とは良く言ったもので、子竜ちゃんたちの食欲が

旺盛になり、それに比較して

どんどん大きくなっちゃいました


「あははは、何言ってんだぃ、まだまだ大きくなるよ」

連日来てくれるルアンさんに笑われ


「ここでしっかり大きくなってないと

 ちび竜って呼ばれるようになりますよ」

なんて、ブロージュさんに脅され

みんなのおにぃさんこと、ヴェルデさんは

山ほどの食料を食べさせては、

「ほら、狩りにいくぞー」

なんて、まだ食べる計画を立てて

みんなを引き連れて出て言っちゃうそんな毎日です


こっちは、見てるだけでお腹いっぱいです


待ってる間に、ルアンさん、ブロージュさん、私で

大人三人会議中


「もう、すっごい腹立ちましたよ~」

あの魔法危ない事件の時の赤い竜の話をする


「あっはは、災難だったねぇ」

二人して、笑ってるけど、災難所じゃないです


「今年青年期に入ったばかりの赤竜のロートリアスでしょうね」

当たりをつけて、答えるブロージュさんに

ルアンさんも頷く


「しかし、珍しいね、あの人間嫌いの子が

 子竜の為とは言え近づくなんて」

「それも、子竜からの声もなしに」

ふたりしてにやにや笑ってるのは何でだろう


「あ、聞きたかったんですが、

 その時、何してるって叱られたんですが

 魔法の合わせ技っていうんでしょうか?

 そう言うのってまだ早いんですか?

 それとも、禁止事項なんですか?」

とりあえず、得意そうな人がいる間に聞いて置こう

そしたら、今後子竜ちゃんたちが、するしないが

変わってくるだろうし


「いえ、禁止事項ではないですね

 合わせ技を使うことは少ないですが

 こういう風に兄弟がいる場合にはある話ですから」


たしかに、兄弟が少ないし、個人戦?が多いから

そういう技使うこともないよね


「まぁ、子竜の内は普通の場合でも

 暴走が多いので、私たちが見てる時にしていただけると

 有り難いですね」


ぽそりと、あなたのためにも・・・と聞こえたのは気のせいにしておこう

でも、一番危険なのたしかに私なんだよね


うう、魔法も使えないし、空も飛べないでごめんね

と謝りたくなる時がよくある


でも、人間としたら

あたりまえよー!!!と叫びたくなるけど


「じゃぁ、叱られる必要無かったってこと?

 そもそもその人が声かけなきゃ

 集中力が一気にとぎれることも無かったし

 あー、もぅっやっぱりむかつく」


「まぁ、間違いないだろうねぇ

 でも、力の流し方をしらないから、

 結果は変わらなかったかもだけどねぇ」

苦笑して、ルアンさんが言う

ううう、それはそうかもしれないし

遅かれ早かれ、同じ結果

私が怪我しなかっただけ、有り難かったのかも


「怪我・・・しなかったのは、有り難いけど

 態度がね・・・」

助けてくれた-態度=マイナス印象よっ


「ま、それはね」

同族としても、かばいきれない所なのかルアンさんは苦笑する


「ま、今後がなきゃいいわ~」

子竜ちゃんたちとの関わりがなければいい話だしね


「それは、そうですね」


頷くブロージュさんが、ぽつりと呟く


「そうだと、いいんですけどね」

大きくなってみっちりみっちり、だけど子竜ちゃんたちは、主人公からは離れたくない、隣り部屋でねるなんて出来ないそんな葛藤をかくはずが・・・苦笑

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