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子竜ちゃん14歳

今日の2話目ですー

爽やかな初夏

屋上にいるせいか、陽射しはきついけど

相変わらず風は爽やか


眼下にみえる木々も濃い緑で綺麗だ

子竜ちゃんたちの大きさは、もう少しで1メートル

そろそろ抱っこが厳しい

重さ的には全然オッケーなのが、また寂しい


ちなみに、今年の目標は、魔法っと宣言されました

去年は、狩りを頑張りました

上手に自分でしとめられるようになったけど

まだまだ大きな獲物は無理だし、危ないので禁止

大人こと、ヴェルデさんか、ルアンさんが一緒の時のみ

ブロージュさんは、何故か参加することはほとんどない

まぁ、子竜ちゃんたちもあまり好きそうじゃないせいかな

と、おもって聞いてみたら

失礼ですね~と怒られちゃいました


なんと理由は、ブロージュさんクラスになると

子竜ちゃんたちが狩れる獲物は出てこないとのこと

どんだけ強いんですかー


と、吃驚話はありましたが、ある意味納得できたかも

去年のうさぎさん、ぷるぷるふるえてたもの


目標を決めるようになったのは

書き初めを始めたから

私が、今日は何々を頑張るぞーっとか

今年は、目指せ何々~とかいってたら

子竜ちゃんたちもまねっ子


まぁ、水の王さまには、自分が進む道が

明確になって良いと、褒めて貰った


ちなみに、子竜ちゃんたちの魔法レベルの随分上がってきたようで

何もない空間から、炎や水、各属性のものを呼び出せるようになった

回りの精霊の数に頼らなくて済むようになってきた証拠らしい


その内、相性の合う他属性も覚えていくようになるから

子竜ちゃんたちが、全ての属性あるのは

成長に関してだけ言えばいい傾向らしい


このぐらいになると、近場の竜に会いに行ったり

するらしい

お友達づくりってやつなのかと思ったら

逆で、喧嘩しに行くらしい

ううう、友好的に行こうよ


「いろんな属性かーみんなでせーのっとかできれば

 面白いね」

なんて、言わなきゃ良かった


首を傾げて、子竜ちゃんたちは竜の記憶を見てるのかな

ぷるぷると頭をふった所をみると何もなかったみたい


「出現場所?」

そう言って、みんなでここねと×を書いたのはるりちゃん

せーのっと音頭をとって

各属性のものを出す

ごろんぽんばーん

そんな音を立てて各属性のものが出ただけ


「もう一回しよ?」

そう言ったのは、はくちゃん


じっと中央をみつめて、光の輪をだす

「ここにいれるような感じにしてみて」

声を合わせて、せーのっと出すと

光属性の輪に風と火が絡まり合う


「召還する前の状態でとどめてみた」

そう言ったのは、ときわちゃん

頷くのは、べにあかちゃん

出し切っちゃったるりちゃんの水は、滴り落ちて

地中に吸い込まれたし

あやめちゃんの葉っぱは風でくるくると舞っている


「じゃぁこうする?」

そういって、こくたんちゃんが、光属性の輪を

覆うような球を作る


「空間を遮断した」

他属性の子たちが、ぽんぽんとふれながら

自分の力を込めてみる

黒い空間の中の光の輪でクルクルと各属性の色が回ってる


「綺麗だね」

何をしてるのか、何がしたいのか解らないけど

みためはきらきらしてて綺麗

イルミネーションみたい


「疲れた」

長い間光の輪を出してたはくちゃんが、耳と羽を下げた

持続するには、まだまだレベルが足りない

次はその練習かなぁ


「お前ら、何してる」

鋭い声と、落ちてきた影に驚く


どかんっと空間が、揺れるような音と暴風


子竜ちゃんたちは?!

目の前にいるのは、赤い大きな竜


もしかして、助けてくれたのかな


「あ、あの、有り難うございます」

そう言って、ぺこりと頭を下げてお礼を言って

まわりにいる子竜ちゃんたちに一安心

あれ・・・こくたんちゃんは?


ぐらりと、竜の巨像が歪むと赤い髪の男の人

その手に抱かれてるのはこくたんちゃん


「こくたんちゃん」

そう言って、私は受け取ろうと彼に近づいた


「近寄るな」

燃えるような赤い瞳より強烈な拒絶


「別にお前を助けるつもりなんて無い

 子竜の為だ」

そう言うと、こくたんちゃんをそっと下ろし

すぐさま、ばさりと、大きな羽を広げて飛んでいった


「なに・・・あれ」


呆然とする私、きょとんとするみんな

助けてくれたのは、すっごく有り難かったし、

助かったんだろうけど

あの人最低!!!!

と、いうことで、新登場人物赤竜さん、まだ名前も何も出てませんが、今回は、もう決まってるよ!そして、登場人物これで全員出揃ったはずです!では、また明日!

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