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子竜ちゃん5歳

今日もテレビをみてたら、いつの間にかに寝てました、ゴチだれが払ったの?

そろそろルアンさんは出産時期な筈なのに

のんびりのほほんと、子竜ちゃんよりくつろいで

子ども部屋に寝ころんでる

子竜ちゃんたちも、それを面白そうに眺めてるし

お腹に卵がはいってるんだよ~という話をして

撫でさせて貰って楽しんでる


でも、よく解らないぐらいなんだけど

子竜ちゃんたちには、解るらしく、卵たまご~と楽しんでる


そんな風にくつろいで、みんなで鏡を眺めていた


「ん?」

ルアンさんが身じろぎして、起きあがった

子竜ちゃんたちが、ばたばたとこちらに走ってくる


「え?」

訳の分からない私を後目にみんな慌ててる

「こっちきて」

冷静にるりちゃんが、手を引っ張っていく

ふわふわと室内でとぶときわちゃん

壁際まで下がると

ルアンさんの体がじんわりとぶれた


「卵生まれるよ」

にこにこ笑ってるのは、あやめちゃん

どんどん巨大な竜体に戻っていく


えええ、ルアンさん大きい

気付いたように、はくじちゃんが

「竜、ほとんど雌が大きい」

へぇ~


ぐんぐんと大きくなる体がぴたりと止まると

ふぅふぅと荒い息遣いが聞こえる

しんどいのかなぁ


「近くにいってもいい?」

竜のことは、子どもでも子竜ちゃんたちに軍配が上がる

「ん」

こくたんちゃんがうなずいて、ぽすりとお尻を押す


「ルアンさん、大丈夫ですか」

お腹の当たりをさわさわと撫でる

人の時には、よく分からなかったとげ

竜体になるとよく分かる

ぽっこりとしたお腹


顔で、私の背中を押して、お腹に近付ける

ん、押せってことかな・・・


ふぅふぅと荒い息に合わせて、ゆっくりと体当たりすると

柔らかな暖かさとその中にある硬さを感じる、それに体重をかけると

するっと卵が後ろの方に滑った


そんな風に、するするとお尻の方に進む


「よいしょっ」

なかなかの重労働

汗だくになりながら、最後の一押し

ぽろんっと言う感じに竜の卵がころがり出てきた


「でたー」

もう、この一言しかないよね・・・


「せめて、生まれた・・・ぐらいいえないのかぃ?」

疲れをにじませてるのに、どこか面白そうな声

いつもの口調なのに、頭に響く声


「そうですよね、ルアンさん

 おめでとうございます」

顔の近くによっていって、話かける


とろりとした目で、見つめて来る

「お疲れさまです」

鼻面を撫でると、すっと目が細められる


「姫、卵はさわっちゃ駄目だよ

 ちびたちは、いいけどね」

竜同士はいいけど、人が触ると、また契約になっちゃうのね・・・

この強制力は、酷すぎる


「はぁい、何かいります?」

水ぐらいは飲みたいよね、きっと

「じゃぁ、隣りの部屋に赤い大きな実があるから3つもってきてほしいね」


うん、大きいよ・・・ホントに

ごろごろと頃がしてもっていくと、一口で、パクリ

幸せそうな顔で、食べて寝ちゃいました

今回もごりごりとかいてますが、人が変わるとなかな書きにくくなる・・・まだ登場人物少ないはずなのに、子竜ちゃんたち除くと・・・

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