二重生活満喫17
ほんじつの2話目です
極寒の冬です
温泉は気持ちいいし、室内は、まぁまぁ暖かい
精霊たちが、外の冷気を遮断してくれて
子竜ちゃんたちが、火の熱気を室内に広げてくれた
秋に水の王さまの爆弾発言はあったけど
竜と知り合う機会なんて、そうそうないし
その上恋人、むしろ夫婦になるなんて
そうそう有る分けない
と、いうことで、私は違う目標に燃えたぎってます
光源氏計画です、やはり、ここは、
子竜ちゃんをいい感じに育てて
まってろ、将来の伴侶さん
感性は違うかもだけど、ほれてまうやろっ
といわんばかりに
ナイスでかっこよくて、可愛い感じに
仕上げちゃうのよ~!
有り難うとか、の挨拶は基本
でも、プラスα行動で示すのよ
ほっぺにちゅうしたり、すり寄ったり
囁いたり
もう、なんでもござれよ
あ、自分の性格に合う物をっていってるから
みんなすることは、結構バラバラ
手をぎゅっと握ってくれるこくちゃん
頭を押しつけてすりすりしてくれるあやめちゃん
などなど、みんな可愛くてよっ
まぁ、まずもってめろめろになってるのは私なんだけどね~
ふふふ~
まぁ、役得といいますか
こういう流れになったんだから、いい思いしてもばちあたらないよね?
今年の冬は起きてる冬らしく
子竜ちゃんたちは、ルアンさんに
竜の歌を教えてもらったり
鏡にかじりついたりしてる
むしろ、鏡にかじり付いてるのは
ご存じの通りルアンさんなんだけどね
冬の間は、縫い物が進む
夏物も冬物もこの時期思いのまま
それも、室内が常春だからできること
助手の紫竜のあやめちゃんと
楽しくおしゃべりしながらの縫い物
そうそう、聞いて下さい!
助手のあやめちゃんイメージの服を今回から登用してます
先日あやめちゃんが、せっせとお絵かき
上手にかけないのか、小首を傾げてる
「どうしたの?」
ひょいっと後ろからのぞき込むと
下から上目遣いで、反対にこてっと小首を傾げる
うっ可愛い
「うまくかけない」
ふぅ~とため息ついても、可愛い
「見せてもらってもいいかな?」
勝手にみるのは、子どもといえど駄目
内心見たくてしょうがないんだけどね
「はい・・・」
やっぱり、うまくできてないからか、いつもの
見てみてオーラはないけど
目の前に差し出されたのは、服のイメージ図
あやめちゃんは、立体のものを平面にかくのができないらしく
頭の中でイメージされたものが、ちぐはぐに描かれてる
「作りたい服かな?」
そう聞くと、こくこくとうなずいて、ちょっと照れる
「じゃぁ今度つくってみようね~」
そういって、約束して、作ることになった
お絵かきの方は、何回か出来上がった服を描いてみせたら
ぐんぐんと上手になった
手先がそんなに器用じゃないから、縫い物はできないけど
色彩センスや、組み合わせが上手い
布切れをあげて、これとこれ~などと考えてくれるので
作るのがもっと楽しくなる
こういう生活っていいよね~
楽しみいただけたでしょうか~明日は、ちょっと遅いかな・・・




