夢の目覚め2
さくさく執筆中、うん、進める時に進まそう
卵の周りをぐるりと一週して、
いつの間にか元の場所にもどってた私
木の根っこもどきの前
「私って、ファンタジー好きだったのね
木が喋るとか、凄いわ・・・ってないない」
またしても、自分呆け突っ込み
痛いわ・・・痛すぎる
「痛いのは、現状理解してないことなんだけどね
ようこそ、異世界に、ここは竜の国
異世界から呼ばれた人たちが、暮らす世よ」
女性特有なやわらかなトーンで、なにやら辛辣なお言葉
「私、映画みたかなぁ、それとも、小説でそんなの読んだかしら」
私は、基本単純な夢しか見てないはず!
まぁ、たまに、落っこちそうな夢とか
怖いものに追いかけられるとか、そういうのは、
王道ってやつ?だからまぁ、ありなのよ
で、それ以外と、いえば、ロマンス!なのよ
「大丈夫じゃな、ロマンスは、十分にある」
老獪で渋みの響きのある声
どうやら、この木は、私の邪魔をしたいらしい
「邪魔ならば、去るが、それ故に困ることとなろうな」
くつくつと、喉の奥で笑い
他の人とは違う響きのある声で言う
「あーもー、解ったわよ、そうね、夢のお告げだもの
ちゃんと聞かないと、天罰が下るんでしょ」
昔話みたいな感じで!
冷静さを欠きそうになるけど、ここまで意味の分からない夢ってないわ
「まぁ、夢ではないからね」
柔らかな響きのある声
「はいはい、いつもことね」
流すように返事をすると、困ったような気配
木の根くせに芸が細かい
「まぁいいわ、私は、湖の国の王よ、
この世界に名前は、ないし、私たちの名前はもうないの
貴方の思う、渋みのある声は、砂漠の王
違う響きとおもったのは、竜の王
そして、最後の柔らかなって思ったのは、森の王よ」
女性の声は、湖の王らしい
「国が4つあるのね」
もうファンタジーとことんつきあいましょう
「貴方は、降りることはないでしようから
竜の王の呼び方
湖、砂漠、森の国って覚えればいいわ」
なんていう親切設計、そうよ、私は、横文字の名前が
何時だって苦手
なんで、海外の小説とか映画って、あんな舌噛みそうな名前なわけ
もー、意味わかんない
まぁいいわ
「降りることがないって、その国にいかないってこと?
私は、竜の国にいるって事?」
私は、人間だから、人間のいる所じゃないとロマンスは生まれないし
「まぁ、それについては、あとで説明してやろう
色呆け小娘
我らに残された時間は、そなたの生より短い」
老獪な声こと、爺は人を色呆け小娘扱い
失礼しちゃうわ
夢の中ぐらいロマンスよー
現実のロマンスは、最初だけー!
「そなたに合わすと時の無駄だな
そなたは、竜の王国で
その子の守り手ようは、母親がわりじゃな」
ちょっと待て、何、私に乳母になれと
よりに寄って竜の、子育てゲームは、もう結構!
「お前は、竜の卵に素手で触れ
中の様子を感じた
それは、中の竜とお前のつながりが出来た証拠
もし、お前が、育てぬならば
その子らは、死に絶えるだろう」
さらりと、言いましたよ、この竜の王
変な声だとおもったら、どうやら頭の中に響いてるらしい
ってそんなことはどうでもいいのよ
「なにそれ?人間いっぱいいるなら、
その人に育ててもらったら良いじゃないの、
安易に触った私も悪いかもだけど
勝手に、つながりもたれても、困るし」
ちょっと気弱になっちゃったわ
「しかし、それが事実
我らも、子を死なすのは惜しい
それ故、そなたを異世界から還んだのだからな」
ということで、本日2話目
うーん順調次もいけるか
その前に飽きるか、ああ、飽き性です
最後までは書きますよーはい