二重生活満喫8
ただいまですー、パソコンの調子がわるいぞ!?
「岡崎先輩、おまたせしました~」
手を洗って、私は、岡崎先輩と昼ランチ
ここら一帯の美味しいお店を網羅してて
連れていって貰うのが楽しみ
岡崎丸秘印の手帳には、情報がびっしりらしく
手帳を良く利用してる
こういう所はかっこいいし、憧れるんだよね
「さ、行きましょ」
鼻歌まじりの岡崎先輩、なんか楽しそう
先輩の先導でビルの間を進んでく
「今日、おごったげるわ」
くるりと振り返って、先輩は言い放った
あれ、ホント機嫌いい
気分屋な岡崎先輩、機嫌がわるい時は
さわらぬ神に祟り無しで、
放置してたら良いだけなので良いんだけど
この機嫌の良さも、ある意味怖い
こういう所は、反面教師ね
「ここ、よ、ここ」
ほ・・・ホテルランチ?!
「せ、先輩ホテルですよ?」
「だーいじょうぶよ、臨時収入も入ったし
それに、ほらランチ1500円だし~」
いや、高いって・・・1500円でも
臨時収入がはいった・・・か
だから、機嫌がいいのかしら
「じゃぁ、ごちそうになります」
と、素直にしとかなきゃこれはこれで後が怖い
制服の男性の案内、そして注文して
先輩は、にこにことこちらをみて
おもむろに話を始めた
「で、どうなったの?」
「え?どうって何がですか」
頭の上にはてなマークが大量に発生しそう
先輩、会話になってませーん
「何がって、折角の二人っきり
そして、社長の腹心
安全株よ~あいつ~」
篠山先輩のことかな・・・
「たんに、手伝ってくれただけですよ?
おかげで、全紙が片付きましたよ」
うん、嘘はいってない、その後、社長についての
妙な話はありましたけど
「えー?それだけ?
嘘でしょ~」
確信がある顔で、進めてる
「なんですか、もう」
なんか有るならはっきり言って下さいよー
「だって、あいつ、やったって顔してたもん
ナンパでもされたんじゃないのぉ~」
うっ鋭い線ついてますよ
「あいつさー、男ばっかで、
それまた社長信奉者じゃない
一時期社長とホモ疑惑が発生してたのよね~」
それは、初耳です
まぁ、かなり社長のことを気に掛けてるのは
わかりましたけどね・・・
「そうなんですか」
「そうなのよ~、で、どうなの?」
これは、言わずには放して貰えそうにない
そして、ここの食事代金が無料にならない
「こんど、呑みにどう?とは言われましたが
相談したいことが有るみたいですよ」
うん、嘘はない
社長のことでってのを飛ばしてるだけ
「あれ~、ユキちゃん対象じゃなくて
他の人対象なのかなぁ~
もしかして、あたしとか・・・」
先輩、くふふって・・・ちょっと怖いですって
「あははは~」
わらっとこう、それが、一番よねっ
「うふふふふふ~」
二人で怪しい笑いをしつつ、ランチも終了
まあ、1500円の値段の価値のある
ランチだった~
美味しかったぁ~
と、いうことで、女同士の昼ランチでした~、次は今書いてますよ・・・汗