二重生活満喫7
もう一話・・・と頑張りましたが、残念あまり進まず、ということで今日は仕舞いです
落とし物なく、地球に到着
うーん、目を開けて、寝て起きたら、違う世界なのは
やっぱり不思議
まぁ、荷物を広げて、ついでに吊しておく
うん、いい感じ
作った欲目でみてるから、こっちもって帰って
あれー、こんなんじゃない、とかなるかとおもってたけど
それも大丈夫っぽい、友達に、メールして寝よう
「おはよーございます」
なんて、一人呟いてみます、朝の目覚ましに起こされるの
久しぶりだね、今日は、火曜日
社長の意向で、月末は、休み
GWの連休は長くなった、嬉しい
だけど、前倒しに仕事はやってくるから
明日、水曜までに、きっちりしめとかなきゃなぁ
まぁ、この連休、社長が、バカンスに行くから
ってことで、半分自分の為
だけど、ちゃんと社員にもってしてくれるのが嬉しい
お得意さま各位に、休日連絡してから、
君のところは、優雅だねぇなんて、嫌味言われちゃうけど
休んで何がわるい!その分、働くからいいのよー
そろそろパンがなくなっちゃうけど、
今日、焼くと残りに困る
久々に買おうかなぁ~
おかずパンをかっちゃおう
あ、食べにいくのもいいなぁ~
明日まできーめよっと
そんなこんな計画を立てつつ、
いつの間にか仕事開始、
子竜ちゃんたちの元で、のんびりのほほんする為に
今はがんばるぞーっ!
先取り注文していた、紙類・インクが大量に届いた
うん、運ぼう
せっせと運んでたら、岡崎先輩が話し掛けてきた
「ユキちゃん、パワフルね」
あれ?そうですかね、子竜ちゃんたちの餌の方が重いし
「しっかり寝て、元気ですから~」
なんて口ではいいながら、全然平気
あははは、逞しくなってるのね
「あははは、じゃしっかり運んでちょーだい」
「ちょっと先輩、さぼらないでくださいー」
なんて、じゃれ合いながら、ほほいっと運び込む
う゛ーん、ごちゃごちゃしてるなぁ
見るたびおもってたけど、どうしても手がつけられない
それは、1つの紙ですら、移動させるのがしんどいし
爪がわれちゃうし、なんて思ってた
「先輩、ちょっとここ片付けてから戻ります
お昼まで、大丈夫ですよね?」
やれやれつかれたー、ととんとんと腰を叩く先輩に話かける
「いいけど、大変よ?」
「ちょっとだけしかしませんから~
へばったら、おやつください」
なんて、カワイコぶってみる
「はいはい、無理しないようにね
あたしも新人時代、ちょっとどうにかしてみよーとか
おもっちゃったけど、無理だったもの~」
時代よねぇ~とか良いながら去っていく
いや、一緒にしてくれてもいいんですよ?
まぁ、ふんふんいいつつ、やってるの見られなくていいか
ちょっと恥ずかしいし
ってなことで、せめて、カテゴリー分けと
道を作ろう
軽い物は上のほう、よく使うものは真ん中っと
インクを、ごすごすと入れていく
前、頑張ろうとした結果なのか、置き場所や、高さが決まってる
あとで、何色とか名前張っちゃおう
よし、インク完了、ここまではいい感じ
あとは、箱を片付けて
もっともな難関、紙
黄色全紙もってこいとか言われても、重いし困るんだよ
上から順に並べてるから・・・
こちらも、ちゃんと置き場はある
「手伝おうか?」
篠山先輩が、いつの間にか後ろにいる
「ひゃぁ」
びっくりしたぁぁぁぁ、ぶつぶつ言ってるのきかれちゃったかしら
可愛くない、悲鳴を上げてしまったし・・・
「あ、ごめんごめん、びっくりした?
でも、こっちも、ごそごそ音がするから、幽霊でも出たのかと
びっくりしたよ」
笑う篠山先輩、確かに、資材倉庫にずっといることはそうないよね
「あはは、残念ながら足は、まだありますよ~
手伝ってもらっていいですか?
全紙、各場所に分けたいんですよ」
「全紙は、二人でやる方がいいし、
今は、仕事ないからいいよ」
よし、一人ゲット、うーん、やることがスマートだ
篠山先輩は、社長の友達
いろんな所に、気配り上手で、仕事も早い
変わりものの社長にはもったいないくらいな人だ
身長の差で、若干とまどったけど
全紙も全て片付いた
少し疲れたかなぁ
「おつかれさん」
「こちらこそ、手伝ってくれて有り難うございます」
壁に背をつけて、休憩
時間は、そろそろ昼か・・・
うーん、規格サイズが片付かなかったけど
まぁ、また今度かな
「今日は、もうおしまい?」
篠山先輩、午後も手伝う気ですか?
そりゃぁ有り難いですが
「郵便物の量と、領収証が今のままだと
午後からも、頑張ろうかなぁと思ってます」
無かったら、午後も頑張ろう
ここまで、きたら、最後までやっちゃえーだよねぇ
だって、あとは、段ボールの山片付けたら終わりな筈
と、山を見渡してた
「君は、がんばりやさんだね」
はい?いきなりなんですか?
「基山ってさ、あいつ、無茶ばっかするんだよな~
一人で会社立ち上げて、なんでも、自分でできるって思いこんでさ
あいつ、カリスマっていうのか、人を引きつける力はあるけど
人付き合いは苦手だからなぁ
結局残るのは、オレみたいな変なやつらばっか」
もとやま・・・ああ、社長のことですね
社長の認識ってたら、社長でしかないし
たしかに、変な人なので、私はあまり付き合いがない
「ユキさんみてたら、あいつと気が合いそうだよ
こんど、よかったら呑みにいかない?」
ちょっ、ナンパですか?!
それも、社長に当てての?!だから、私変な人には興味ないってば
「また、時間がある時でよかったら」
とか、答えちゃうけど、
あれあれ、これって在る意味ロマンス真っ最中?!
地球のロマンス発生?!な感じで、おしまいですが、さてさてどうなるか自分にもわかりませんよ~、ではまた明日!