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二重生活満喫6

ただいま~、お休み中もきてくれてありがとう、今日も2話アップです

温泉でお肌つるつる生活満喫中、

冬は、する事が本当にないから

のんびりとした生活になっちゃう

帰っちゃえばいいのかもしれないけど

もし、帰ってる時に目が覚めちゃうと可哀想なので

ルアンさん待ち


と、いうことで、私は、絵を描いたり

縫い物をしてます

目指せ、アーティスト!なんてね

美大の友達から、雑貨イベントがあるけど

あんたどぉ?とメールが来てた

いくいく~って返事したら

違うよ、出店だよ、前、絵と売ったでしょ~

って、その時は、友達との共同だったけど

別々にしてみない?とのこと

まぁ、いいけど、日曜休みだしGWも外れてるし

と、かるーく返事したけど、

つい、本気になっちゃいました


折角、布マニアのブロージュさんが、

だれが使うの?!というぐらいな量を積み上げてくれてる

薄目の布もいつの間にかに増えてて

色も鮮やか


頼んでみた、ストライプも作ってくれてる

もう、これは、やるしかないでしょう!


天然素材の味わいのある鞄とか、

レトロな感じのワンピとよくない?

ビーズとがないのが、残念だけど

まぁ、帰ってつけてもいいし

縁取り刺繍ぐらいならできるしね!

中染色、回り糸、これでも違ってみえるんだよ~


ちくちくと、手縫いでしてると

時間がたつのが早い

ミシンはミシンで楽しいけど、やっぱり、

縫い目の柔らかさが違う

こういう生活だからこそ、手縫いができるんだなぁと思った

共布レースで、女の子っぽくして

地球にかえったら、ボタンとかファスナーつけよう


「精が出るねぇ」

屋上に繋がる入口から、ルアンさんが降りてきた


「あ、こんにちは」

もう、挨拶は、こんにちは一本、時間は解りません

「はは、姫、こんにちは、何つくってんだい?」

私の感覚のなさを知ってるので笑って返事

ホントは、昼じゃないってことね・・・


「もとの世界のお店で売ろうかと思って

 服と鞄を作ってるんです」


どーですか?とひらりと広げてみる


「ふわふわとしてるねぇ

 邪魔じゃないのかぃ?」

レースをふんだんに使ったティアードスカート

胸切り替えで、ふわんふわんにしちゃいました


「そんなに長さがないんで、邪魔にはならないと思いますが

 狩りは無理ですよ」

基準、戦えるか、なんて現代人考えませんから


「ふーん、そんなもんかぃ?」

ブロージュさんは、重ね着をしてるけど

ルアンさん、ヴェルデさんは、薄着というより、肌ピタタイプ

寒がりじゃないってのが要因だろうけどね


かく言う私は、精霊たちが、冷気を遮断してくれてるとは言え寒い、

もこもこ靴と、ムームーのような感じの服を着てる


「ちょっと着てみておくれ」

ほれほれ、早く~と、スカートを押しつけてくる


「まだ途中なんですよ~」

と、いいつつ、まんざらじゃない

あともう少ししたら、こっち系は、着られないだろうけど

こういうレトロで可愛いのは好き

ロリータほど、可愛いのは、流石に似合わないけど

こういうのは、写真集をみて憧れた


「こんな感じです」

うん、いい感じ、後ろがしまってないのが、残念だけど

締めると、スカートのふんわり感がたまらない


「あんたが着ると可愛いもんだねぇ

 似合ってるよ」

にっこりと笑いながら言わないで下さい

照れますよ~


「ありがとうございます、作ったかいがあります」


子竜ちゃんたちといると、どうしても、汚れちゃうから

こういう服は、きれられない

もう少し大きくなったら、着られるかなぁ


「そろそろ、いくかい?」

みんな、まだ寝てる

置きそうもない、1度起きてから間もないからってのもあるけど

そろそろ区切りもいいし帰ろう


「じゃぁ、行ってきます」

着替えて片付けをして、準備万端


「ああ、次来る時までいるから心配しなさんな

 いってらっしゃい」


今回は、子竜ちゃんたちが、お絵かきできるようにって

染色液も布も置いた

服は、もそもそと風呂敷包みっぽくして

たすき掛け


「あははは、行商人だねぇ」

くすくすと笑われながら、私は目をつぶる


おやすみなさーい

今回は、記念すべき50話・・・しかし、50話ということば

予定の半分・・・さぁて、終わるかなぁ~

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