二重生活満喫4
はーい、2話目です、頑張ったのでもう1話いきます
鏡は大活躍、在る意味テレビな存在かな
次々と起きてきて子竜ちゃんたち
触りはしないけど、黄竜のルアンさんの近くに寄ってくる
女の人だから、なのかなぁ
「そろそろご飯にする?」
じーっと鏡をみてたみんなが、ご飯の言葉に反応して
食べる食べるの大合唱
お腹も空いてたのね、でも、好奇心の方が先なのね・・・
と、いうことは、黄竜が好奇心旺盛なわけじゃなく
竜自体が好奇心旺盛なのかなぁ・・・・
「ついでに頂こうかな」
にこりと笑うのはルアンさん
「ルアンさんの担当は何ですか?」
きっと何かを捕まえてきてくれてるはず
「ああ、魚関係だよ、水関係は、青竜が得意だが
手が放せないから黄竜の私が、捕ってきてるんだ」
やはり、食いつきが違うと思えば、専門分野でしたか
「いつも、有り難うございます」
ぺこりとお礼
「こっちも、ありがとうね、
1人で、7人みるのは大変だとおもうけど
あんた、適任っていわれるの解るわ
一緒にいるのが気持ちいい人だよ」
にこりと、笑いながら、子竜たちの餌をより分けていく
うう、照れるじゃないですか
「ありがとうごさいます」
もう、これしか言えないよ
「はは、照れちゃって可愛いねぇ」
うー、ばれましたよ
って、ロマンスは、かっこいい女の人でも発生するものなのね
禁断のって・・・違う違う
ほらほら、イケメンのブロージュさんや、かっこいいヴェルデさんも
いるよー、自分ロマンスに飢えてるよー
「さ、こんぐらいでいいだろう
もっていこうか」
ひょいっと、かるがると山を運ぶ
器用ですねぇ
私も、幾つかひょいと持ち上げて、運んでいく
ルアンさんは、咬まれる心配がないのか
ひょいっと子竜ちゃんをまたいで真ん中に置いていく
私もその後に続く
「助かります」
久々の重労働かとおもったから、かなり楽で嬉しい
「いや、なに、あともう少ししたら
このチビどもみたいなのが来ると思えば楽しみでね」
さわりと、お腹を撫でる
え?
「おめでたですか?」
妊娠してるってことよね
「おめでた?」
ああ、うん、それじゃ解らないよね
「えーと、妊娠されてるんですねってことです」
うん、ストレートに言わないとね
「そうなんだよ、あと、3年後ぐらいに生まれる予定さ」
あれ?まだだいぶ先
「結構長いんですね・・・」
「人間は、短いもんね、1年ぐらいで、子どもが生まれるんだよな」
ああ、そうか、卵の時期もあったよね
えーと、10年だったかな
「竜が長生きなのが、よくわかります
妊娠して3年、卵で10年、子ども時期20年でしょ?」
大人になるまで、33年もかかってる計算
私より年上なのに、まだ子どもってことだよね
「ははっ、3年では生まれないけどね
まぁ、人から比べると長いね
だいたい、100年は、子ども時期と考えてたらいいね
変態しても、まだまだガキだからなぁ」
うーん、脱皮1回じゃ駄目なのか・・・
「なんか、不思議ですけどね
100年なら、人間の一生なのに、竜の一生はその10倍で
なんか人間からすると、長く感じるけど
竜にとっては普通なんですよね」
犬の一生と人間の一生でも、不思議に思うけど
その感覚ってどういう物なんだろうって
まぁ、今、その変な感覚のただ中にいるわけだけどね
「ははっ、なるようになるもんさ」
「そうですね~、竜と同じ時私も暮らしてみます」
ほんと、なるようにしかならない
特に、二重生活するわけだし、考えるより行動よね!
と、いうことで、三ツ矢サイダーがおいしいです、え?関係ない、脈絡無いって?頭を使うと、甘い物が・・・ということで、次もありまーす