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二重生活満喫2

2話目です

ぷくぷくと眠る子竜ちゃん

あの日から、10日ぐらいを目安に飛んでみた

子竜ちゃんたちは1回起きたみたいで

布におえかきしてくれている


ぺちょりと、何かをつけたあと

木の実かな・・・

染色のをおいてあげてたらよかったね


ご飯は、食べたようで、空っぽ

とりあず、もう一回運んでおこう


「ただいま」

言うの忘れてたので、一応言おう


「お帰り、姫」

あれ?!誰かいたんだ


さらりと長い金色の髪をなびかせて歩いてくる

ブロージュさんやヴェルデさんとは雰囲気が違う

金色ってことは、黄竜かな


「はじめまして、黄竜のルアンだ、宜しくね」


にこりと笑う顔は、どことなく女っぽい

長く濃い睫毛が羨ましい

おねぇさんかな?


「あ、初めまして」

ぺこりとお辞儀をすると、噂されてる通りという風に

笑ってる

うう、習慣はそうそうなおりませんよ


「一応ってことで、見張りしてたけど

 問題なかったよ

 1回しか起きなかったから、ご飯も足りたしね」


「あ、有り難うございます

 また次準備しておきます」

うん、やっぱり1回だった、よかったよかった


「姫は、行き来できるんだってね

 あっちの世界はどんな感じなんだい?」

あれ、珍しく人に興味津々なのね


「そうですね~、人が作った建物がいっぱいで

 緑がここより少ないですね

 あと、機械っていう道具がいっぱいです」

と、しか説明できないよ


「それ、楽しいのかい?」


「楽しいというか、便利になるようにって

 作られていったものなんですよ

 まぁ、一長一短あるんですが

 私なんて、無い暮らしは考えられないですよ」

電車なしとか、車なしとか嫌だし

電気なしも困るなぁ

携帯もいやだなぁ


「ふぅ~ん、なんか逆に不便な気がするよ」


「あ、見ますか?向こうから鏡を持ってきたんですよ

 まだ使ってないんで、見られるかは今からおためし何ですけど」


「鏡ってやつかい?みせて貰おうか」

にこにこと寄ってくる

この人にはさわっていいのかなぁー


「では、じゃーん」

鏡をきらーんと取り出す

一応、みんなで見られるようにって、一番大きいやつ買ってみた


「東京~東京~」

で、いいでしょう

ビルだらけ風景

鏡はぼやぁとなって、東京の夕方をうつしたした


「これは・・・?」

唖然とした顔

そりゃそうだよねぇ、ビルとか電気とかないものね


「ここで生き物が生きてるのか?」

ええ?!そこですか!?問題点は


「はい、一応」

象とかキリンは無理ですけどね


「竜の住める場所ではないな」

うん、それはそうだね


「こういう所だったらどうですか?」

アマゾンあまぞーんアマゾン


歪む鏡、興味津々なルアンさん


「へぇ、こんな所もあるんだね」

おお、喜んでくれた


「一応ありますよ、ただ人間が多いところは

 さっきみたいな雰囲気にはなっちゃいますけどね

 それは、それで綺麗ですよ?」

可愛い建物が並んでるのも綺麗だしね~

海外行きたかったのに、地球外体験が先でした・・・

新しい登場人物、初竜の女の人?です 

焦げ付いてるのは、若干鎮火、でも余裕を見せると、じりじり来ます 

いやぁ、いいですねぇ、この焦燥感、まさに身を焦がす!ってね

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