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夢繋ぎ

遅くなってすいません、今帰りました!

たしか、この竜の王の護り人は、湖の王

どっちも生きてる、なんか若そう・・・とおもってた


「え、湖の王って、結構行ってるってこと?」

たまご10年、子ども20年、へんたいとかいうのがあって

その後でしょ、

少なくとも40歳?!


「あら、女性の年を考えるものじゃなくってよ」

ふふっと笑う声が、怖いです

おねぇさんですよね、うんうん


「いえ、何も考えてないですよ、あははは~」

とりあえず、誤魔化そう

うん、誤魔化しておこう


「なら、良いけど、ね」

念押されました

男3人だまるなぁぁぁぁぁ


でも、竜の王は、年若いってことだよね

逆にいえば・・・・

またひとりぼっちの時を長く過ごさなきゃ行けないのか


「気に病むな」

ぽつりと呟くのは竜の王


「ちなみに、ただ漏れだぞ」

・・・・・やばい、お口チャック!

話を元に戻そう、それが一番だ


「じゃぁ、二重生活、しても良いですか?」

地球の生活も好き、こっちの生活も好き

地球の生活をして、夜こちらに来るで

いいんじゃないかなぁ

バイト2つ掛け持ちみたいな感じだよね

良かったぁ、残業が少ない会社で


「竜に影響さえでなければ問題ない」

うわぁ、至上主義だよね

まぁ、当たり前なのかもしれないけど


「なんか、便利グッズとかないですか」

どこでもドアとか、鏡を覗くとこちらの世界が見えるとか


「あるけど、使えるのかしら

 私たちが、貴方を見つけたのは、その道具があるからなの

 他の世界の人々をみることができるものよ」

ああ、そういや、私どうやって見つかったんだろう


「鏡」

肩に乗せていたももんがもどきが、人語で話す

うん、存在忘れてた、ごめんね


「鏡?」

あれ、無いんですか?鏡

って私も今はないけどね、寝てる時にもってたら凄いわよ


「えーと、なんて説明したらいいのかな~

 ガラスに、反射するものを張り付けて

 歪まないようにして、左右反転させて、うつる板

 かな・・・・」


間違ってないはず


「ああ、水盆の水不要ずってところか」

んー、昔の人のようだ

たしか、水に映った姿で、はじめて自分をとらえたってやつよね

それを人工的に作り出すためのもの


「まぁ、似た感じだと思う

 もっとハッキリうつるけどね

 こんど、帰った時に、持ってこれるか試してみるね」

うん、それがいいだろう


「それで、どうやって見るの?」

危うく肝心な所を忘れる所だった


「貴方風に言えば、想うのよ

 条件に合う人を見せてくださいって」

簡単な説明で助かります

そして、それ得意です


はっ!これって

鏡よ鏡よ鏡さん~ この世で綺麗なのだぁれ

的なやつね

それが解った私に、敵はいなーい


ふっふっふっ


「もう、一緒いられる?」

膝にぺっちょり張り付いてるはくちゃんが

見上げて聞く

うん、それ可愛いよ


「うん、もう一緒いられる

 その上、私の世界でも、ちゃんとできるよ」

にこっと笑うと、

ならいいよ~とのこと

うーん可愛い


とりあえず、それでよし

あとあと問題がでた時考えればいいや、

だってねぇ、何が起こるかなんて

その場にならないと解らないもの


幸い子竜ちゃんたちは、冬眠時期

私は、間もなく大型ゴールデンウィーク!

その時、またじっくり考えよう


「なにやら妙案が浮かんだようじゃな

 我らは、眠る」

ああ、この人たち寝てたんだ、

うん、起こしてごめん


「心配させて、ごめんなさい

 お休みなさい」

殊勝に謝って置こう、今回、誰も悪くないはずだけど

この世界でも、元の世界でもやってける

今は、それが嬉しいかな


再び、世界は静かになる

子竜ちゃんたちは、安心したのか

私の回りで、いつの間にか眠ってる


卵の時のように、ぽんぽんと

等間隔に寝かせていく

もちろん、はくじちゃんとこくたんちゃんは一緒


置いたとたん、精霊たちが、集まってくる

有り難うというように、目の前でクルクル回る

可愛い


元のように色饅頭ができたところで

とりあえず、帰りましょう!地球へ!

女性に年は尋ねちゃだめよ★ってことですね、はい

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