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夢渡り

ただいまー、昼は温かったのに、今は寒いよー

ももんが(仮)が、人語で鳴いてから

諸悪の根元からふかーいふかーい、ため息が聞こえた


「どうやら、お前のせいだな」

とのこと、

ちょっと理由を言いなさいよ、意味解らないこというと

・・・どうしようか・・・うん


「意味わかんないですけど?!」

とりあえず、説明してください


森の王さまが、私の気迫に負けて話始めてくれた


「夢渡りっていうのは、未来や過去をみることのできる

 巫女のことなんだけど、世界を渡るほどの人は聞いたことがない」


「ただ、竜の力の代償として、お前は来た

 ただ、扉を開けるだけが、竜の力の代償としては軽すぎる

 故に、お前自身で扉を開け閉めする能力を持ったということじゃろうな」

と、砂漠の王


「私たちが知りたいのは、どういう条件でそれが発動されるか

 普通の巫女は、恍惚状態になった時に見たいものをみる力なの」


恍惚状態、巫女、

ああ、恐山の人たちが、亡くなった人を乗り移らせることができる

みたいなやつかなぁ

私霊感とか、全然ないけど?!


「それを頭に乗せろ」

それと言われたのは、ももんが(仮)

抱っこするのはいいけど、

あなた達とちがって私の頭は平らにはできてないのよ


ぶつぶつ文句をいっても、どうしようもないので

とりあえず乗せる

足にきゅっとした感触


はくじちゃんが、見上げてる

「ん、はくちゃんどうしたの?」

しゃがみ込んで、抱き上げる

ぺたりと、額を触る

んー、お熱はないよ、おかーさんは、元気だよ


「あげる」

にこっと笑って、羽を広げる

抱きしめた手に筋肉を感じる

力を込めてる

んん?


額に感じるのは、いつものひんやりとした感じではなく

どこかほんわかとした感じ

ん?

よく、わからないよ


「はくじ、ずるい、次する」

一列に並んで順番待ち

あれあれ、みんな何してるんですか


まぁいいやと、しゃがみ込んで目線を合わす

みんな、ふんっと力をいれて

ぺたりと額を触ってくる

そして、ほんわかとした気配


3番目のあやめちゃんに目を閉じてといわれたので

何してるか不明

だけど、不思議と誰が何してるか解る

まぁ、ちゃんと、次するーと声掛けはあるけど


「目、開けて」

るりちゃんの声、ぱちりと目を開けると


回りの風景が一瞬にして変わってた


風邪引かないようにしないとねぇ~

花持ちのためと、言い続けよう、あと1話アップしますー

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