表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/335

夢だから

副題が、かわったよ!

頭痛い・・・・

また、考えながら夢をみたみたい

あの、お馴染みの単調な

たたん、たたんという音の夢と

ちっちゃな可愛い竜たちが7匹出てきた

妙にリアルティのある夢

泣いて笑ってそして、ドキドキした

ロマンスは殆どなかったけど

それは、それで良かった


枕元にある携帯電話に手を伸ばし時刻の確認

日曜の夜の示してる

あれ・・・寝過ぎた?

1日ぐらい寝てるんじゃない?!


とりあえず、はち切れんばかりの膀胱と

からっからに乾いた喉を潤そう


どたばたと、トイレに駆け込み

歯磨きと顔を洗う


鏡に映った自分に変化はない

何だったんだろう・・・・


夢の中の私は、日に当たってたので

良く焼けてたし、その上、筋肉もついてた

むに、と力を入れるけど

変な感じはない


うーん、疲れてたのかなぁ

丸1日寝るってよっぽどだよねー

コップについだ水を飲み干すと

水に触発された胃が、空腹を訴える


あーもー、なんか急に現実味を帯びるよね

トレイとか、お腹減ったとかって

生理現象がまずもって正しいってことね


まぁ、そういうことで、

ちゃっちゃと作って食べよう朝食兼晩ご飯

少し黄色くなっちゃったご飯を炒めてチャーハン

トウモロコシとネギのとろみスープ

それに、レトルトの海藻サラダ


テレビを見ながらもぐもぐ食べる

なんか、物足りない

ついつい、回りを見渡してしまう

テレビに集中できない


回りは、いつもと変わらない、狭いながらも我が城

自分の絵、そして、ポスターの絵

画集と本、吊してる服


うん、何も変わらない

なのに、なんでこんなに何かをさがそうと

しちゃうんだろう


あははは~!と、テレビから騒音の様な笑い声

毎週日曜にみてた大好きな筈のテレビ番組

なのに、今は見られない


ぷつん、と音を立ててテレビは消える

あとに残るのは、うぃぃぃんという冷蔵庫の音

外を覗いても、変わらない

お風呂、トイレも変わらない


変わっちゃったのは、私だけ

ううん、私の意識だけ

じわん、と視界が歪む


寂しい、ただひたすらに寂しい

ころころと転がるように走る子竜ちゃんたち

何かをいって、私の所に駆け寄って来てくれる

竜なのに笑ってるのが分かる

嬉しそうなのも、照れてるのも分かる

名前を呼んで上げたい

抱きしめて上げたい

ううん、声を聞かせて

抱きしめさせて


ぽたぽたと、手に落ちる泪が熱い

夢なのに・・・・

ただの、夢なのに・・・・


なんでこんなに私の中に残ってるんだろう

喧嘩して仲裁した時に咬まれたり

ぎゅっと握られた時に痛かった爪


ぱたぱたと飛ぶ羽は、意外と強靱で

当たると痛かった


大合唱で、呼ぶ声が不思議なハーモニーだった

みんな、大好きだった


「もう一度、あいたいよ」

声に出して響く自分の声

白いイケメンさんも、来てくれない

声を出してしまって、堪えきれなくなった

歯を食いしばっても漏れる、嗚咽


誰に見られる訳じゃないけど

枕を抱きしめて涙をただ流した

私の為に?それとも、この現実に?

主人公、現在名無し(苦笑)その内自己紹介してくれると信じてるぞ!は、一旦地球に帰ってしまった、しかし、この現実は夢なのか、それとも夢の現実なのか、なんて、次回予告っぽいあとがきにしてみました

今日は仕舞いです、さーて、ごりごり書こう~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ