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子育て奮闘記16

今日の2本目

「水の王さま、起きてますかー」

こぽこぽと温泉の中にはいって木をつつく


上から呼びかけて、気付いてくれたら

飛び込んでつつかなくても

水の膜を張ってくれるけど

本人曰く思考の海に沈んでる時は

気が付かないとのこと


私は、居眠り中と踏んでる


「あぁ、お前か」

こぽりと音がして、空気の膜が頭の回りにできた

「して、今日は?」


この人のテンポはいつも早い

「精霊について教えて貰えませんか?」


ことの顛末を添えて、水の人に話すと

何処かが引き攣れたような音がする

どことなく、笑ってるような


「笑ってます?!もしかして、腹抱絶倒中?!」

腹抱えて、倒れるほどおもしろいっていうこと

ちなみに、捧腹絶倒と書かれることが多いです

え、読み方? ほうふくぜっとう ですよ

テストにでる・・かな?


ってことでも考えてないと、情けなさ過ぎる

何よ、悪かったわね


「精霊なんて、いるようでいないものだもん」

ぶつぶつともんくを言う

おばぁちゃん曰く、古いものには魂がやどるから

大切にしなさいね

と、妖怪とか、精霊とか、そんな感じでしょ!


「ははは、そうか、精霊がわからんかったか」

まだ、笑うか!


「こちらの世界の人間は、精霊使いがいるぐらい

 精霊となじみがあるものも居る」

と、いうことて、人間で見えないのは私だけ?


「え、寂しすぎる」

ぽろりと声がでちゃいましたよ


「流石に、この体では、授けることもできぬしな

 その内、ちびどもに精霊の力を授けてもらえ」

と、あっさり

あれ、精霊の力は、授かるものなのか・・・


「竜と精霊、どちらもこの世界の繋がりはとても強い

 あとから来た人間は、その繋がりが弱いが

 精霊の加護を得れば、精霊の力を借りることはできる

 しかし、人は所詮、人

 精霊の本質、本意が分からず、無益な事をする

 それ故、見えても使えぬもの

 使えても、わからぬものがおる」

うーん、幽霊と似たような感じなのかな

いや、超能力みたいな感じなのかな


まぁ、兎に角、人間が持つには、過分な力だと

言いたいわけですね

竜って、人間の手を借りるわりに

人間のことが嫌いなことが多い


何をしたのか、何があったのかは

地雷を踏みそうで聞けないけど

何かしちゃわないよう、気をつけよう


「じゃぁ、子竜たちが精霊といるのは

 当たり前なことなんですね」

とりあえず、ここ大事


「共に育つものだ、竜の力の1つとなる

 魔法戦は、精霊力を利用しての戦いでもあるからな」

そのファンタジーには、頭がついていきません


「私にできることはあるのかなぁ」

ぽつりと呟いたことばに、水の王は一言

「ないな」


ってさ

あーもー、逆に私が怪我しないようにしたらいいんだってさ

うん、わかったよ

本日の会話これにて終了


ちなみに、まだ笑ってましたよ

この人、何がそんなにおもしろいのよーーーっ!!!

そして、終了


明日、投稿がまた午前様になるか、お泊まりになってなしになるか

どちらかです

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