326 竜の契約2
ルアンさんが優しく教えくれた結果理解はできました
とりあえず、みんなが一緒にいるのは、
みんなの誰か私の伴侶、だんな様?になるまではずっと一緒にいて
いろいろ協力してやっていく
特に、子竜ちゃんたちは、大人になりたてだから、弱いから
昔みたいに稽古していくし
私が住む所も、準備してくれるし生活保護もしてくれる
最終的に、誰かを選んでくれると嬉しいとのこと
ルアンさんは、雌竜だけど、卵を産むときに手伝ったあの子が孵るから
手伝ってほしいし、一緒にいたいからと、嬉しいことを言ってくれて
あとは、雄竜だから、ほんとに旦那さま状態で・・・とのこと
なんだろう、この選択肢・・・
私、合コン会場でもてもて状態なんだろうか
なんて、見当違いなことおもっちゃいたくなるほど、危険です
ふふふふ・・・なんだろう、もて期ですか
それも、美形のもて期ですか
子竜ちゃんたちと恋愛って考えると変な気がするけど
子竜ちゃんなんだけど、子竜ちゃんじゃなくて・・・
そしてなんだろう、光の源氏計画なのはむしろ、私状態で・・・
「はいはい、ストップストップ」
そう言って、苦笑いのルアンさんの声
「まーた、ぐるぐる考えてるでしょ
とりとあず、姫の最終的な将来は、誰かの所に行くとしてもね
その前に、いろいろあるわよ、あんたが出来ること」
そう言ってくすりと笑う
「まずはね、紫の木の所に来て貰って育てる役目
前、あの人と約束してたでしょ
そうあやめちゃんが、ちゃめっけたっぷりにいう
あ、あのおじーさん元気かなぁ
「元気だよ、あの人なら」
ううう、顔にでてたかな・・・
「で、竜王のことで手伝いもありだなぁ
会いたいっていってたしな」
そう、いうのは、ヴェルデさん
ん、竜王・・・そういえば、今の王さまってあったことないよね
「あとは、こちらの砂漠に来ていただいて
紫の木を育てていただくかですねぇ」
砂漠地帯はもともとは、紫の木の世界
だから、もう一度植えるには、たしかに、現地にすんで、植樹していったほうがいいかも
「あとは、人と竜の渡し船
竜は人のことほんとにしらないし
人は竜のひとしらないからねぇ
神殿にいくのもありじゃないかな」
ああ、たしかに、竜は竜で世界が出来てるし
人とは関わらないもんね
そういうお役目してもいいかも・・・
「だからね、いろいろやることはあるよ」
にこりと、ときわちゃんが笑う
いっぱいありすぎます
地球の夢でもいろいろ迷ってるのに
こっちでも、数倍悩まないとだめなんだろうか・・・
今まで分岐点のない人生だからって
ここで、こんなに分岐点いらないよぉ、
ホントに困る
でも、たしかに・・・何もしないで、いるってことはなさそう
その点は安心
そして、出来ることもありそう
「ちょっとは落ち着いた」
こくたんちゃんが、ほっとしたように言う
「うん、ありがとうね」
そう言うと、ふにゃりと笑う気配
んー、変わらないね~、かわいいなぁ
私も言わないとね
「あのね、私が今回来たのは、決めること
それは、この世界に住むか、私の元の世界で住むかのこと」
そう言うと、全員が頷いた
「ええ、まず、それを決めないと話が進みません
その後のことは、その時にきめていけばいい話ですから」
にこりと、笑うブロージュさんの気配
「では、決めてくれ」
ロートリアスがそういう
うん、決めないとね
竜たちは、残ってほしい
私も、残りたい
でも、あっちの世界でもやりたいことはある
それを話す必要はない
だって、竜たちはそれを必要としないだろうから・・・
「私は・・・」
決心して口にのせたその世界は
今日も、疲れました
でも、千人ぐらい来てくれてるほど楽しんでくれてると
そんな読者さんパワーをいただき更新
書きためが終わったらさすがに、更新はむりですが
今日も楽しんでいただけると幸い♪