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広がる世界10

「失礼します」

こんこんとノックをして、ドアを開けると

いつの間にかに篠山さん登場

なんか、篠山さんって神出鬼没かも・・・


そして、またお茶がありませんよー


「あ、いいよいいよ、僕、これがあるから」

と、いつもの白と茶色の縞模様のコーヒーをひょいっとあげて

ついでにと、コンビニのサンドイッチをかさこそとビニール袋から出す


「早く来たら、ユキちゃんってば、男と見つめ合ってるんだもんなー」

あれ?

篠山さん、なんか言い方にとげがありますよ


「その上、手まで握ってな」

社長もなんか、怖いし・・・


お茶をことんと前に置くと、その手を取られる

えええ、なんですか、放して下さいよー

喜びと感動を分かち合っただけですよ

そして、この微妙な中腰しんどいですっ


「浮気禁止」

「えぇ?!浮気ですかー?!」


浮気なんてしてませんし、これ以上どうこできません

お二方に対してだって、ある意味不誠実な状態なのに


「まぁ、半分冗談だ」

そうにやりと笑って手をぱっと放されて

私はぽすんとソファにしりもちをついた


じょ・・・冗談は冗談っていう顔で言って下さい・・・

うううっなんだろう、朝から


「半分だけだけよ、ユキちゃん」

ん?じゃぁ残り半分は・・・本気ですか・・・


「う・・・浮気なんてしませんよ

 むしろ、できませんよ」

「「知ってる」」


うわぁぁぁぁん

なんだろう、このハモり

なのに、なんでこんなこと言われるんだろう


「でもな、ああいう行動から始まるんだ

 まずもって、お前は危機管理能力が甘いからな

 気がついたら、ベットの上でした、とかなるぐらいなら

 今ここでするぞ」

「す・・・するぞって・・・」


何をする気ですか、ううう、この前からなんかひどい言われようです

篠山さんはキスするし・・・


「僕らがどんなに牽制しても、本人が許しちゃうとね~

 意味がないからね」

にこにこ笑っいながらパンをもぐりと噛みちぎる


なんか、こういう時、子竜ちゃんたちのご飯シーンに似てる気がします

えーと、緊迫感といいますか

とありえず、謝りましょう、それがいいと思います


「ご、ごめんなさい、気をつけます」

たぶん、これでいいと思う


ぺこりと頭をさげると、髪の毛がさらりと落ちてきて

視界が狭まった

あ、またまとめてない・・・


そう思ったら、くしけずるように社長の手がのびて頭の後ろで止まった


顔を上げると、社長の笑った顔

「まったく、目の離せないやつだな」

そう言うと、こつん、と額を合わせた


「お前が、いやだっていっても離したくないんたぞ

 でも、やりたいことがあるってのは分かるし

 応援してやりたい

 だがな、少し不安になるぞ」


そう言った社長の目は、少し陰りが見えた

いつも自信満々の社長

いやなお客さんもものともしない社長なのに


「まだ、決められなくてごめんなさい

 ちゃんと決めますから、待って下さい」


そう言って、私は、ぎゅっと目をつぶって

社長に顔を寄せた

がんばれ自分


ちゅっ・・・


はい、おわりっ

がんばったっ私!


「ずっ・・・ずるいよー僕もっ」

がたんっとソファをたった調子に机を足をぶつけ、かつ足を取られべちょっとこけた

篠山さん


それに私たちは、笑いがこみ上げてきた


「なにやってんだ、お前」

「大丈夫ですか、篠山さん」


そう言ったが最後、耐えきれなくなった笑いが、ついに爆発


「ひ・・・ひどいなぁ、もう」

痛みともに、涙目の篠山さんの頭をぽすぽすと撫でたけど

笑いはおさまりませんよ、もー


はい、シリーズ馬鹿でした・・・

今回は、番号の降り間違いではなく、1話とばしました

えーと、11月5日の21時~24時の間にみた人、ごめん


話通じない萌え話あげて、せっかくのおもしろポイント半減です

しょんぼり


明日分となる予定なので

たぶん明日のアップはなしです・・・たぶん・・・・


では、またー




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