広がる世界8
「よしっ今日はがんばるぞー」
なんて、一人気合いをいれて腕まくり
簡単につまめる系のごはんを作って、夜の分までおっけ~
お茶はポットにいれてるからいつでもぬくぬく
これで準備はばっちりよね
家にいるのに、なんでこんなピクニックでもできそうな準備なのかは
今から、絵本仕上げちゃうつもりなんです
先日、兎の穴から借りてきた手帳に、かなりやる気をもらっちゃいました
だって、あんなの見たらじっとしてられない
伝えたい思いって、1行でも、1ページでも、
伝わるんだなぁってしみじみ思ったもん・・・
絵を描いてくれてる子もいて
短時間だろうのに、すっごくうまくてうらやましくなっちゃったし
がんばろうって思えた
だから、この気持ちが薄れない内に
私が子竜ちゃんたちと一緒にいられて嬉しかったこと
そして、私がちゃんと話せなくて駄目になったこと
そういうのも含めて全部教訓っていうとおこがましいけど
そういう風にできたらいいのに
こんな風に感じたらいいのに
誰かが誰かのことを大事に思うのは普通だけど
ちゃんと言葉で伝えなきゃ駄目ってことを
絵とお話で表せたらいいなぁって思う
ほんと、覆水盆に返らずだもんね
こぼした言葉は、取り戻せにないし
こぼしもしない言葉は、誰にも気付かれない
たとえ気づいてくれたって、その後ちゃんと話せないと駄目
考えて、自分の今できる精一杯のことをしていこう
そんな思いがいっぱいいっぱいになって
私の中をぐるぐると駆け巡ってる
それは、色彩にも現れて
色とりどりの木々たち
ページをめくるごとに色がどんどん変わっていく
私の子竜ちゃんたちの色
丁寧に大胆に
パステルで淡くそして、くっきりとした輪郭は色鉛筆で
硬くて柔らかい絵が私の中では浮かび上がるように
紙から飛び出してくる
「ありがとう」
口からそう呟いちゃうほど
みんなに助けてもらってる
今も・・・そして前も・・・
くるりと輪になって繋がる竜たち
みんな仲良し
うん、仲良しだよね・・・
最後のページとなるその絵を描いて
ばきばきっとなりそうな体を伸ばした時には
もうあたりはうす暗くなっちゃってた・・・
あれー・・・せっかく用意したのに・・・無駄だった?
とりあえず、お茶をついで、口に含むと
じわんっと、暖かさと潤いが染みこんできた
「ううう・・・トイレー」
お茶を飲んだら、おなかが活性化というより
呼び水になっちゃったらしく我慢できない気分
まぁ・・・でも、当たり前だよね
用意したのは朝
今、夜だもん
トイレからでてきて
電気をつける
ぱっと明るくなった世界で、見る自分の絵
赤・黄色・オレンジ・茶色・白・黒・紫・青
色が目に飛び込んでくる
その世界の中で、おんなの子と、竜たちがいきいきと
そして、顔を寄せてお話してる
くるくる回る世界と色
うん、大丈夫
あとは、これに文章をつけるんだよね・・・
そして、本になる・・・・
そう考えるだけで、どきどきわくわくしてくる
夢みたい
だけど、現実
明日会社いって、見てもらおうかな・・・
きっと、手放しで褒めたりしないと思う
駄目なところはちゃんと言ってくれるよね
そう思うと、明日見せるのがすっごく楽しみになって来た
忌憚ない意見ってすっごく大事
なんか、そういう意味でも私って恵まれてるんだよね?
今まで苦労してきたポイントが、返還されてるの?
もし、そうなら、ちょっとずつでいいんですけど~
今から人生長いんもん
なんか、怖いよぉぉぉぉ
久々にこちらを書くと文体がわやです・笑
と言うことで、気が向いた時復活します
ん、体調ですか、今日は元気ですよー
注射のおかげと、お休みのおかげで(笑)
あ、元気玉ありがとー
そふふふふー私も皆さんにお話とともにお返ししますー
(解説乙:元気玉→元ネタ ドラゴンボール
ここではへたれな私の体力を回復させる皆さんの思いです・笑)