子育て奮闘記12-2
はい、連続投稿2本目です
また新しい人増えました~
「あ、初めまして
そして、ありがとうございます」
ぺこりと、勢いつけてお礼
子竜たちもぺこり
「ありがとう」
ときわちゃんとべにあかちゃんの二人は、ごめんなさい付き
「へぇ、ほんとにブロージュがいった通り
面白い行動するんだな
ちびどももまねしてら」
くっくっくと、楽しそうな笑い声
そういや、ブロージュさんにも言われたね
お辞儀の仕草がわからないって
「ま、そろそろ顔合わせもするころだったから
丁度よかったんじゃねぇの?」
な、ちびども、とちらりと目線を移動
子竜たちは、ブロージュさんの時より
落ち着いてる
あれ?なんで?
「ほんと、あんた顔にでる人だなぁ」
また、笑われました
ええ、腹芸なんてできませんよ
「子竜たちが、おびえないのは、
オレが若いってのもあるな」
年が近いからってことかな
「好きなわけでもないけどな」
たしかに、近づいていったりはしないけど
威嚇もしない
運んでもらった二人は、私より前にでてる
ブロージュさんの時は、基本後ろにいたのに
「年が若いと何が違うんですか?」
攻撃力とか?
水の王曰く、竜は戦いで相手を知る生き物らしいし
ふーむ
「雌雄が決定してないってことさ」
雌雄の決定、あれ、おにーちゃんに見えるのに
おねーちゃんかもしれないってこと?
「あれ、おにーちゃんじゃ無いんですか・・・」
つい口からぽろりと出ちゃいました
だって、どう見ても兄貴
ついていきます、俺達!な雰囲気と表情
そして、しゃべり方
なのに、兄貴×姉貴○?!
「ははっ、姫さん、あんたほんとに面白いな
ブロージュは、結構年くってるから
雄決定だけど、オレは、まだ決定してない
1度も交尾したことないからな」
おっと、笑われて爆弾発言
ああ、そうですか、致すまで決定はしないんですか
「交尾してからも変わるぞ
自分の血を残しやすい方、かつ相手によるな」
と、いうことは、
「もし、ヴェルデさんが、ブロージュさんとの子を作りたい時は
ヴェルデさんが雌になるってことですか?」
って聞いてまた、地雷踏んじゃいましたよ、私
ふふふふふ
「姫さん、やめてくんないかなぁ~
なんで、オレがあのブロージュと交尾しなきゃなんねーわけ?
あの性悪のどこに魅力があるっつーんだよ」
うわぁ、さんざんな評価
「誰が性悪ですか?」
さらりと、風が舞い降りたかと思えば
ヴェルデさんの後ろにブロージュさんがいた
子竜たちが、慌てて私の後ろや足の間に隠れる
うわぁ、反応早っ
「う゛わっブロージュいやがったのか」
じりっと、反転して後ずさりするヴェルデさんを
ブロージュさんは、がっしりと捕まえて
「姫さま、また後ほど説明に参ります
この若造と話をしますので
よろしければ、子ども部屋でおまちくださいね」
と、素敵な笑顔
うわぁ、目が笑ってないよ、こわいよー
ぷるぷると震える子竜ちゃんたち
情操教育によくないっ
絶対よくない
「じゃ、また後で~
さー、お部屋かえろー」
全員抱っこは無理だけど
足にしがみついてくれれば、おかーさん運べます
この場から逃げましょう
「ちょ、まて!ブロージュ
話をきけっ」
後ろから、悲鳴なんて聞こえませんでしたよ
うん、絶対に!
ちなみに、桜は綺麗でした
ドライブもたのしかったです
今日は、これにて仕舞いです
頑張って原案書き進めます~