世界の階(きざはし)1
私は、夢を見てる
クルクルと回る風の中、私は木の葉のように
その風に乗って遊んでる
遠くから笑い声
近くからも笑い声
私からも笑い声
くすくす、きゃはきゃは
みんなで笑って、みんなで手を繋いで、また離れて
くるくる
くるくる
くるくる
回って、飛んで、落ちて、上がって
くるくる
くるくる
世界は、くるくる回って回って
動いて動いて
私もくるくる回って回って
動いて動いて
くるくる くるくる
目を開けてみると、色んな世界
ちっちゃの頃に憧れた夢の国
公園のベンチ
ブランコ
お家の机
かよ子さんのログハウスとその住人達
いろんな世界がクルクルくるくる
移り変わって、見えて
・・・そして、あの国
両手をひろげた、るりちゃんが私に抱っこしてって言ってる
ちっちゃな羽をぱたぱたさせて飛んでるのはときわちゃん
はくちゃんとこくちゃんは、大人しく二人でこっちを見てる
たんぽぽちゃんは、まだ気付いてない
あやめちゃんと、べにあかちゃんは
ちょっと喧嘩中?
こらこら喧嘩しちゃだめだよ
みんな・・・
「ただいま」
そして、私は、目覚めた
両手をつきだして目覚めて
その現実が、私に突き刺さる
今だから、ちっちゃな竜体でないから
夢なのは知ってるのに・・・
それでも、会いたくてあいたくて
たまらなかったみんながそこにいて、だから・・・私は・・・
溢れる涙が、目尻を伝って
耳の中に入ってきた
ぞわりとする感触で、現実がここだよと、思いこまされてるようで
なお、泣ける
帰れない・・・でも、忘れてない
タオルケットで顔を覆い、ぼろぼろと泣いた
「夢だけでも・・・帰りたい」
ごはんはまだなので、何になるか不明、
たぶん前作って冷凍したドライカレーかな・・・笑
絶賛、冷凍庫消費中、そして、私は掃除するんだ!
こんばんはー、副題も変わり、世界のきざはし
階段のかいの文字ですね、
また、世界が動きはじめる筈です
第二回鬱展開になるのかと、心配ですが、多分そのフラグは回避できた筈です(そういう展開もありました・笑)
では、また明日!