私と私の原点11
「ただいま~」
あ、おかーさんだ
時刻はもう0時を回ってる
だから、私以外は全員寝てる
他の家とは違って、昔ながらの9時10時寝をしてるから
朝は、6時ぐらいに起きてる
ちょっと、乱れた生活してる私が一番辛かったり
これもね~、実は今だからいいな~って思う
朝の涼しい時間が長い方が、たしかにいろいろ出来るよね
宿題は、早めに終わらす
そうしないと、ドリルがどこに行ったか解らなくなるとか
そういう事が一杯出てくるから
無くなる前にする、そして、片付ける
そして、動かさない
予習とか復習とか殆どすることは無いから
成績はふつーが多いかな
だけど、得意な事をそれぞれしてるから
将来的に困ること無さそうって感じ
あと、話をする機会も多いかな
一人暮らしして、ああ、そうだったなぁって
そう言うところは、変わらず頑張ってる
寝る時間と起きる時間だけは、ずれちゃったけどね
「おかえりなさい」
そう言って立ち上がると
「大人になったわねぇ~」
顔をほころばせた
ん?何???
奈津といい、今日は、そう言うことを言いたい日なの?
「起きて待ってる人がいるのっていいわねぇ」
あ、確かに、今までは、寝てるのが当たり前だよね
ちょっと、着替えて来るわね~と席を離れた間に
お茶でもいれよっか・・・
私も飲みたいしね~
暑いけど、帰って来たときは、
熱いお茶が美味しい
冷たいのをくいって飲みたいけど、
お腹がびっくりしちゃうし、トイレに行きたくなるから
夜は、やっぱり温いのが一番
ご飯と一緒なら別だけどね~
「あら、気がきくわね」
そう言って席に座ってお茶をすすった
ふぅ~と満足そうに吐き出される息が
満足度を表してる
うんうん、よかったよかった
「有紀、最近何やってるの?」
「最近は、うーん
夢に目覚めた・・・って感じかな」
そう言うと、おかーさんはちょっとびっくりした顔をした
「落ち込んでたかと思うと
もう次に進めるのねぇ~若さかしら
それとも、この前の彼おかげかしら」
そう言っておかーさんの顔に、好奇心が広がった
「もーやめてよ~
そう言う顔するの!」
物好きおばちゃんって顔、
人のうわさ話に首つっこみたくて仕方ないって顔した人には
話したくなくなるよ!
「あははは、ごめんごめん
有紀がねぇ~って思うからね」
おかーさん、私にどんなイメージ持ってるんですか
まぁいいや、おかーさんにも相談したいね
「まぁ確かに恋人は・・・うん、出来たし
だけど、それ以外の影響が大きいかな
まずは、りっちゃんの影響」
それで、私の服飾関係の道が決まった感じだよね
「イベントにね、私が作った服を売り始めて
あと、インターネットとかでも販売の手続きしてくれたの
他にも、兎の穴っていう雑貨屋さんで
期間限定なんだけど、委託して販売して貰ったの」
「凄いわねぇ~
お店屋さんになるの?」
そう言って、にこにこおかーさんが聞いてくれた
こくりと頷くけど、ううんとも言わないと
「それだけじゃないの」
そう言うと、おかーさんは声に出して笑った
ええええ、なんで、そんなに笑うの
駄目です・・・眠いです
今日の夕飯は、さしみでした
えーと・・・かつおのたたきをメインにいか・さーもん・ぶり
あとは、豆腐と小菜の卵とじ
ねぎみそさとうまよで食べる胡瓜
うまうま
もう寝ますサイト更新あきらめた・・・