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私と私の原点3

「ただーいまー」

からり、と玄関を開けると、どどどどっという足音がして

「ねぇちゃんだ」

「まじだ、ねぇちゃん帰ってきた」

「おーい、帰ってきたぞー」


なんて、大騒ぎ、こらこらお帰りって誰か言ってよ

そう思ってたら

ぽすんと、腰に抱き付いてきた末っ子坊のはるちゃんが

私を見上げてえへっと笑って

「おかえりなさーい」

なんて、可愛い事言ってくれちゃう

いやーん、子竜ちゃんたちと触れてから

かなり弟妹が可愛いわ


やっぱり、ちょっと鬱陶しかったからね!


「おねーちゃん、おかえりぃ

 会いたかったー」

そう言って、唯一の姉妹の芙遊ふゆちゃんが

たたきの上から抱き付いてきた


「あはは、ただいまー」

「はい、荷物貸してかしてー

 きゃーケーキありがとうー」

こらこら荷物とか言いながら、ケーキだけ持っていかないでよ


ケーキケーキなんて言いながら、

チビちゃんたちはそっちに行くし

私よりケーキなのーって拗ねるわよ


「ん、貸して」

そう言って手を出したのは三男の深徳みのり

あれ・・・なんか変


「ありがとう」

「うん」

・・・声変わってる

えええええ、いつの間に

「きゃー、声変わりしたんだー

 いつ?」

なんて聞いちゃったら、うっさぃなぁって

そっぽ向かれた

あはは、照れちゃってかーわいいっ


「結構遅くなったんだねぇ

 お帰り」

そう言って、台所からおかーさんが出てきた


「うん、チョット仕事で遅くなっちゃた」

「お夕飯、みんなで食べるんだーって待ってるから

 手洗いとうがいしてさっさといらっしゃいね」

そう言って、また、台所に帰っていった


台所の入口から、えへっという顔で覗いてる

いとこを含むちびちゃんたちがいる

「ただいまー、元気にしてたー?」

そう声をかけると、こくりと頷くのはいとこの長女の花ちゃん

久々だから、照れてるのかな

もともと、いとこたちは、結構人見知りだったからなー

おかーさんのこときっちり覚えてるのは花ちゃんまでで

三人目の次男の次郎くんは、うちのおかーさん以外のおかーさんは

知らないからね

我が家100%テイスト


からからとうがいして、手洗い

ついでに、くっついてる子にも手洗いさせて

さーてご飯だー


今日は誰が作ったのかなぁー


寝てます21時予約です


主人公一家の紹介は次の話で!

今日は、牛しゃぶサラダと、うどんおでんとごはんと、ひややっこと

とうもろこし・・・でした・・・

また明日ー

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