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それぞれの夢に向かって1

あれから、数日経ちました

兎の穴に、服を補充したり、仕事で、篠山さんや社長

そして、課長の仕事っぷりを見て

たしかに、仕事してたんだ・・・って思っちゃったりしてましたが

みんな、やりたいことやってるんだなぁしみじみ思った


かよ子さんもそう

携帯メールでは、短すぎて、PCメールでのやりとりをしてるけど

かよ子さんの日常も仕事も楽しそうで羨ましくなる

山での季節の移ろい、それに、庭?に来る鳥

自分の創作話、過去の恋話

いろんなお話をして下さる


それに、りっちゃんに言われて

二人のお店もいいなぁって思ってる


これって、将来の夢ってことだよね


私の小さい頃の夢は、可愛いお嫁さん

そして、今もそうだったのかもしれない


社長か、篠山さん、それか他の誰かと結婚して

おかーさんほど子どもは多くないけど

それなりに生んで育ててっていうビジョンしか無かった私だったけど

りっちゃんに言われて

夢って、色んな方面に向かえるんだなって思った


その入口すら今までの私には見えてなかったけど

実は、いろんな夢があるんだなぁって思った


誰かと結婚する夢

服を作って、りっちゃんとお店を作る夢

それに、絵本を描く夢


今の私の夢は、それかな

あ・・・もう一つあった


もう一度だけでいいから、竜の国に行って

みんなに会いたい

竜の国から帰って何日経ったのかな・・・

私の事なんて、もう忘れちゃったかなぁ

想い出の1つになっちゃったかな


10年ぐらいは経ってるよね・・・絶対

まだ、大人にはなってないよね

みんなの様子・・・見れないかな


そう思って、私は、鏡に近付いた


「竜の国を見せて」

私は、鏡に懇願した


ぼわっと曇る鏡

もしかしたら、見られる?!

そう思ったけど

曇ったまま変わらない鏡

子竜ちゃんたちどころか

竜の国自体が映らない

ぼんやりとしたまま・・・


「駄目・・・かな」

曇ったままの鏡に目をこらすけどやっぱり駄目

知らずにため息が漏れて

ふっと、鏡も普通の鏡に戻った


みんな、元気にしてくれてるといいな

私は、元気です

こちらで、夢の入口に立った気がします


私はどの夢を選ぶんだろう

ただいまー、主人公、20歳の出発地点ですね~

頑張る子をみるのも書くのも好きです

私は、痛マグボトルに撃沈しそうですけどね・・・


では、また21時に!



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