当たり前の日常12
あの後、かよ子さんは
仕事モードになって、篠山さん、それに三木さんとお話
私は、膝に乗せたくまさんとそれを見てました
話し合いの中、かよ子さんがラフを描く
篠山さんは別の紙に、印刷で出来ることのラフを描く
紙の厚さ、子ども向けゆえの安全さ
ぽんぽんと花が咲くように飛び出す意見と
それに、付随するように
どんどんと、溢れる世界観
それを表現する力
印刷して本にする為の行程をみるのは初めてで
私もどきどきしていった
1つの物を作り上げるのってこうやってするんだね
他人の意見だからって、置いてえくんじゃなくて
出来ること出来ないこと、それぞれの分野の人たちが寄りあって
意見交換しながら、やっていくんだね
真剣だけど、楽しそうな篠山さんとかよ子さん
子竜ちゃんたちが、格闘訓練してる時の雰囲気に似てるかもって思えた
相手を知って、相手に仕掛ける
ってことなのかな・・・
そう思うと、竜の戦いは、本当に会話なんだなって
すとん、と私の中に落ちてきた
剥き身の真剣でする戦い
相手を傷付けるかもしれない、自分が傷つくかもしれない
だけど、向き合う為には、それをする
私は、逃げちゃうから
それも、解りやすい「戦い」だから、いつも逃げ出してたのかな
怖いって思ってたのは、痛みに対する恐怖だけじゃなかったってことだよね
むしろ、向き合うことに対する怖さだったのかも
会話ですら、ちゃんと向き合ってなかったんだね
だから、みんなの事がちゃんと解らなかったし
今、現実でさえ、私は篠山さんや社長のことが解らない
その「戦い」すら私は放棄して来たんだ
傷つくこともあるし、傷付けることもあるかもしれない
でも、ちゃんと話し合うことは大事なのにね
解ってたのに、それを一番してなかったのは私なんだな
弟妹たちが、喧嘩して、
仲直りしなさい、何が原因だったの?
ちゃんと相手にそれを伝えてって言ってたのにね
言う分だけ、何もかも自分は出来た振りだけして
育ってきちゃったんだなぁ・・・
それじゃ駄目だね
でも、良い
今更かもだけど、今気づけたのだから
今から、すればいいんだよね
上手に出来なくても平気
自分も他人もそれで傷つくかもしれないけど
何もしないで勝手に傷ついて終わるよりはきっといいよね
最初は誰だってへたくそだもん
完璧にしようって思ったら、それこそなんにも出来無くなっちゃうよね
ほんと・・・かよ子さんに出会えて良かった
それに、竜の国に行けて良かった
ありがとうね
私、頑張ります
こんばんはー、今日はお休みなのでゆっくりして・・・と思ったら
人身事故で、朝からアッシーくんでした(古)
なので、早起きは三文の得って思いながら、
小説書いて、やっぱり寝ました(こらっ)
でもちょっと進みました
地球編もやっと落ち着いてきたかなぁーという雰囲気、主人公時間1日3話とかは、流石にもうお腹一杯です・・・(こらこら)