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当たり前の日常1

昨日の内にセットしたから、

部屋中に発酵した甘い香りと焼けた香ばしい匂いが広がってる

珈琲もセットして、その匂いの中、更に珈琲の香ばしい匂いも広がる


卵を焼いて、ハムを1枚のせて、

レタスをざく切りにして、ドレッシングをかける


ヨーグルトにフルーツソースをかけて完成


ちょっと前なら、これが当たり前だった日常

今日作っていたら、なんか珍しいことをしてる気分になってくるから

慣れってホントに恐ろしいなぁって思う


岡崎先輩とのモーニングにも行きたいけど

毎日だと、外食2回になっちゃうし

流石にお金が続かなくなっちゃうもんね


岡崎先輩、結婚するんだよね~

いつなんだろう・・・

結婚したら仕事辞めちゃうのかな


そんな事を考えながら、テレビをぼうっと眺める

竜の国から帰って来て、早起き癖がついてることに気付いた


竜の国って、ほんと電気もない暮らしだったから

日が昇ったら、起きて、日が沈んだら寝る生活

昨日は疲れてたし、充実感もあって

早々にお風呂に行って、ぐっすり寝ちゃった

だから、朝早め

パンも早めに焼けるようにしてて良かったなんて思う


ふと、窓の外を眺めても、見える世界は、いつもの世界で

子ども部屋からの景色じゃないし

周りを見ても、誰もいない

当たり前なのに、当たり前じゃなくて

やっぱり、辛くて、泣きはしないけど、ため息がついこぼれちゃう


だから・・・仕事で良かったのかも


起きてからたかだか1時間

るんるん気分だった起きたてと、料理中と違って

今は、どんより気分


情けないよね・・・

ホント、私ってメンタル面弱かったんだ

一人とか、なったこと無かったから、

自分がこんなにぐじぐじ悩む性格だなんて知らなかった


だけど、これからは、暫く一人だし、

こんなんじゃ、駄目だよね

私ってなんだろう・・・から始めてみてもいいんじゃないかな?

って今は思う


いつも人の所為ばかりにしてきて

やりたいことができないとか

時間がないとか、そういうのって全部言い訳だったのかも

全部とは言わないけど、有る意味楽な方に

楽な方に逃げちゃってたんだよね


与えられた役割って、有る意味楽だもん

こういうイメージだねーっていうイメージに従がってたら

周りから避難されないし、逆に褒められるもん


考えてみれば、恋愛にしてもそうだったのかも

ホントに好きだったというなら、、ちゃんと好きだったと思う

だけど、この人じゃなきゃいけないってのは

無かった気がする


周りの友達に彼氏がいて、私も欲しかった

告白されたから、付き合って、楽しかったし

いろんな所に連れていって貰ったし

キスもした

でも、私からって何したかな・・・

バレンタインのチョコ

誕生日にケーキ

クリスマスにもケーキ


電話もしたけど、社会人になるまで

自分の携帯じゃなかったし

ちょっと、しづらかったよね


なんか、普通とか当たり前なことしかしなくて

私から、デートに行こうとか、

一緒にいたいなんて、言ったことあるんだろうか


そう思うと、ホントに自分がつまらない人間に思えてきた


彼氏とのデートより、家族の世話の方に一所懸命だったし

一緒に帰れる帰りも保育園と幼稚園の迎えで、

分かれ道でお別れ


彼氏を家に呼ぶなんて、ごちゃごちゃした家見られたくなくて

無かったもんね

うん、ほんと、駄目

別れようって言葉、実は最後のチャンスだったのかも

私は、彼に何もして来なかったけど

彼は、私に嫌だって言って欲しかったのかな


私も言えば良かった・・・って今は思える

どうしてとか、じゃなくて、私は好きなのにって

ちゃんと言えば良かった


ほんと、独りよがりで、ごめんなさい

幼い恋だったんだね

恋に恋して、自分に恋して、当たり前を演じて

それでも一緒にいてくれて有り難う


1つずつでいいから、変わって行きたいな

与えられたって思う役割じゃなくて

自分がなりたい自分になりたいって今は思う


社長や、篠山さんの事

私、名前すら知らなくて、聞こうともせずにいたよね

そういうの、もうやめにしたい


私から、1歩近付いて良いですか?

あなた達に・・・

本日2話目~、すこしずつ、意識改革中の主人公です、自分に向き合う時間は大事だけど、自分を哀れむ時間は少しでいいと思う書き手です、では、本日の夕食、「おこのみやき!」好きです、おいしいです、そして、サラダは案の上、きゅうりですよ、炭水化物のコラボはうますぎる、しかし、いろいろ問題もある・・・笑 では、またあした!

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