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醒めた夢6

「りっちゃん・・・」

鼻の奥がつんっとなった

弟たちの一人が、私に初彼が出来たとき

言った言葉と重なって、りっちゃんはホントに

私に対して、深い深い愛情を持ってくれてるんだなって


「私も、ユキちゃんもいつかは結婚するし

 したいと思うけど

 今は、まだ恋人に渡したくないな

 一緒にいろいろしたいから・・・」


語尾が消え入るようになったのは

恥ずかしくなったからだよね

あははは、りっちゃん可愛い

するりと手がほどけて

私とりっちゃんの間に距離が出来る

赤い顔して俯いてるりっちゃんが可愛い


「うん、私もいつかは結婚するけど

 まだりっちゃんといろいろしたいと思うよ?

 それにね、二人から告白されたり

 竜の国で、伴侶とか言われても

 私は、まだまだ恋愛下手で、そういう体質じゃないんだなぁって

 改めて実感しちゃった・・・」

そう言うと、弾かれたように顔を上げてびっくりした顔で私を見る

そんなに驚かなくてもいいじゃない

私も、びっくりしたけどね・・・

自分がこんなに、恋愛下手だったなんて・・・


「えー、ユキちゃん

 前、あんなに彼氏欲しいとか、

 いい男捕まえて、玉の輿とか

 言ってたのに???」

うん、そうなんだよね~

私、結局理想だけの夢見てて

自分がどうとかじゃなくて、ドラマ見てるみたいに

他人の恋に感情移入しちゃってた感じ


「うん、そうなんだよね~

 あんなに言ってたのに

 実は、恋愛下手で、告白されて嬉しかったけど

 びっくりだし、え、これからどうすればいいの?

 なんて、考えちゃったもん」

「それ解るかも、人の話聞くのはいいけど

 いざ自分になるとどうしたらいいかわかんなくなっちゃうよね」

こくこくと頷きながら話すりっちゃん


「だから、二人には悪いけど

 下手は下手なりに、恋愛して

 ちゃんと答え出したいし

 それに、私たちってまだデートすら殆どしてないもん」

子竜ちゃん一直線で、もー邪魔しないでっなんて

思ってたしね

ホント、1つのことしか見えなくてごめんなさい

ちょっと短めでしたね・・・汗、ま、そういう日もあります、では定番の今日の夕食~♪ 夏はやっぱりーカレーライスー(シーフード)と庭の胡瓜とハムのサラダと豆腐と卵とワカメの澄まし汁でしたー、うまうまvでは、またあした~

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