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子育て奮闘記4-2

本日のラストー

今日は、豪華4本立てでした~

「そうですよ、肉担当は私です」

他の担当もいるらしい


「他の方にもお礼いっておいてください

 ブロージュさんも、ありがとうございます」

ぺこりと頭を下げると

顔をあげてみるとけげんな顔

あれ、私変なことしたかな


「前から思ってたんですが

 その前屈みになる仕草の意味は?」

うおっとそれですか

外人さんこんにちは、な気分


「えーと、私の国の仕草ですね

 挨拶をする時に、頭を下げて

 態度でも挨拶しているって感じですね」

ううう、説明がへただ

でも、間違ってないはず


「はぁ、人間っていのは、面白いですね」

若干あきれたような声色


「とりあえず、皆には伝えますが

 お礼をいうのは逆ですよ

 私たちの種族を育てて下さってるのですから」


それもそうだった

1週間もたたない内に、

もううちの子認定しちゃってるよ

だって、かわいいんだもの~


「でも、我が子の様に可愛がって頂けて

 本当に、嬉しいかぎりです」

輝ける笑顔だわ

もう、ちょっと奥さんやめてください


「と、とりあえず、騒ぎはじめたので

 もっていきましょうか」

隣の部屋から、きゅうきゅう

ぎゃわぎゃわ聞こえる


扉をでると

子竜たちのお出迎え

ブロージュさん、大丈夫かな


「ブロージュさん大丈夫ですか?」

と、声を掛けた途端


息を呑むような声が

振り返ると、べにあかちゃんが

ブロージュさんに噛みついてる


「きゃぁ、べにあかちゃんだめ」

名前を呼んだら口を放したので

抱き上げる


「べにあかちゃん、咬んじゃだめ

 ブロージュさんは、ご飯もって来てくれただけだから」

猫が威嚇するようなふっふっという

短い吐息


他の子竜たちも、ブロージュさんが出てきた

方向から目を離さない


ご飯があるのにそっちに目もくれない


うううう、そんなにキライなんですか


とりあえず中央に集めよう

ブロージュさん大丈夫かなぁ


う゛ーん、叱るのは駄目だよね

咬まないようにっても、身を守るためだし

う゛ーん、なんていってあげるべきだろう


「みんな、もう大丈夫だから

 落ち着いてね」

うん、これが一番かな


一人ずつの目をみて

撫でると、体の緊張を解いて

指にじゃれつく


こんどしかり方を聞こう


「ご飯にしよっか」

入口の手前までもって来てくれた餌を

真ん中に集める

こくたんちゃんが、あんぐりと銜えてお手伝い

これも伝播するように

お手伝いをしてくれた


「ありがとう、じゃ、いただきます」

あんぐりと、口をあけて

本日もスプラッタです


うーん、隣りにいくのは無理かなぁ


ちょっと、動くと

1人は、こっちをみる

まだ緊張してるようだから、

いくのはやめよう


「大丈夫だよ、ちゃんといるよ」

そういって、笑いかけると

安心したように食事再開


うん、ブロージュさんには悪いけど

子竜優先でいこう

あの子たちの方が子どもだし不安だもの


肉がなくても、満足したのか

ぽんぽこりんなお腹を上に横に下に

各個思い思いの姿勢でごろり


しかし、この砂万能よね

あんだけ血塗れになっても

今は、真っ白にもどってる

防臭効果も抜群


食べ終わったので真ん中にはいっていくと

重たそうな動きで

よたよたとよってくる


かなり不安なんだろうなぁ

いっつもいたのに


考えてみれば、これまで

威嚇はしても、攻撃をしたことはないってことだもんね

ちょっと怖かったのかな


ほめ方もしかり方もわかんないけど

とりあえず、寝るまで、撫でてあげよう

安心してもらうのが一番だよね


子守歌を歌いながら、撫でていたら

一人また二人と、くわぁとあくびをして

ぷくぷくと就寝

このぷくぷくの泡の正体は、この際、おいておくとする

えーと、20話目いきました

さて、何話でおわるでしょーか、どん!

100話?うううう、先が読めません


飽きなくて、楽しくて

各個の魅力をお届けできるよーがんばります


あとは、日記こと活動報告かいて本日は仕舞いです

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