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しばらくは竜の国17

「おかえりー」

みんなが外から帰ってきましたー

相変わらず服がぼろぼろです

今日もいろいろ頑張ったらしい


「今日ねー、小竜ちゃん来たんだよー

 ちょっと触っちゃったけど、ごめんね」

先手必勝です、きっと匂いがついてるから

先に言った方がいいと思う

すりすりさせて貰おう


「ん?小竜?」

そう行って、くんくんと匂いをかがれる

「触った・・・だけ?」

うん、触っただけ、抱っこしたってこと?

でも、あれも触るの一部だよね・・・

嘗められたり、咬まれたり、えーと血を付けられたりとかは

してませんよ、はい


「うん、マッサージみたいな事はしたけど

 触っただけだよー

 嘗められてないし、マーキングもされてないよ」

ほらっと両手を広げて見せたけど

みんな、無言でくひくひと匂いを嗅ぐ


「マッサージって何?」

訝しげなるりちゃん


「えーとねぇ、筋肉のこりをほぐすの

 こんな感じ」

るりちゃんの肩を軽く揉む

やや張ってるけど、むしろ筋肉のほどよい緊張感がいい感じ


「ふーん」

あれ、気持ちよくないですか

まぁ、みんな子どもだもんねー

最初私もされた時、痛いかくすぐったいかだったし


「具体的にどういうことしたの?」

具体的にね・・・


「えーとねぇ、羽触って、首触って、しっぽ触ったのかな」

最初は、羽から、ねだられて首としっぽだったよね


「竜はだれ?」

こくちゃんが、首を傾げる


「べにあかちゃん迎えに行った時の子」

「あっんの馬鹿竜何考えてんだ」


びきっという怒りマークが見えそうな感じで

べにあかちゃんが突然叫んだ

おかーさんびっくりしちゃいますよ


「また来るよーって言ってたよ」

今日は会えなくて残念とかは言ってなかったけど

まぁ、また機会あるもんね


「来なくていいよ」

ぶつぶつと文句を言う子竜ちゃんたち


「可愛いのに仲良くしたらいいのに」

「可愛くないってば・・・」

あやめちゃんが、あきれた声


「解ってないから」

きゅっと抱き締めるのははくちゃん

あれ?なんかまたまずいモード?


「気持ちよさそうだったよ

 くふふって鳴いて」

そう言うと、はぁ・・・とみんなが一斉にため息をつく

あれ?やっぱりまずいモード


「えーと、次はもうしないこと

 ブロージュとか、ヴェルデとか、あとロートリアスにもしない

 もちろんルアンにも、そのちび竜にも!」

わかった?という感じでときわちゃんが言うけど

しようと思っても、あの大きさではできませんよ

ちびちゃんだから出来るんだよ~


「一緒にお風呂はいろ、嘗めたりしないから」

かしっと手を掴んでたんぽぽちゃんが言う

入るのはいいし、抱き付かれちゃったから、

埃っぽくなっちゃったし良いけど

水風呂はいやよー?


「はい、服没収、かつ、廃棄ね」

えええ?そのレベルなんですかー、まぁ、良いけど

初期服だから、シンプルだし思い入れは少ない

想い出は一杯だけどね・・・

ごめん、うたた寝した、自分用の人物一覧表を改訂して、う゛わぁ、こんなに人が・・・となってばたりとベットに転がり込んだら1時間記憶がないです、おかしぃね・・・

では、今日も楽しんでいただけると幸い!

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