表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
180/335

しばらくは竜の国4

さらり、と髪の毛を撫でられる感覚で目を覚ました


「起きた?」

そう、いうのは、あやめちゃん

うん、と頷いて、体を起こすとぎゅっと抱き締められた


「ごめんね、泣かせて」

そう言って、目尻にキスをしてくれるけど

あの事については、私が悪いはず


ううん、と首をふる


「べにあかも落ち込んでる

 言い方悪くてごめんって」

そう言って、ちょこんと座ったのはたんぽぽちゃん


「でも、触って欲しくないし

 触らせたくないからね」

るりちゃんが、さらりと私の髪を掻き上げるようにして

撫でつけた


弟とか、家族とか

友達の感覚で接しちゃだめなんだよね

そうすると、みんな嫌なんだよね


「感覚が解らなくて、みんなの嫌なことしてごめんね」

そう言うと、仕方ない、といったこくたんちゃんと

頷いたはくちゃん

でも、2人とも思い出したのか、すっごく嫌そうな顔


さらさらと髪を撫でられながら一人いないのに気付く

あ、べにあかちゃん


そう思って、遠くにいる赤い影

ふわふわと赤い光で精霊たちがいるのが解る


「慰めてやってよ」

くすり、と笑うのは、ときわちゃん

「自分でやっといて鬱陶しいことこの上ない」

なんて、厳しいこと言ってるけど

心配してるんだよね


うん、行ってくる


「べにあかちゃん」

そういって、後ろからきゅっと抱き締めると

くすくすという精霊たちの声


「ごめん」

しょんぼりとした声は、まさに落ち込んでますとしか言えない


「ううん、私もごめんね」

きゅっと抱き締める力を強めると

その腕にそっとべにあかちゃんが触れてくれた


「嫌いにならないで」

ならないよ、ちょっと怖いって思ったけど

怒ってるんだから怖くてもしょうがないよね


「大丈夫だよ」

さらさらと頭撫でると、安心したのか

ぽすりと体重を預けてきた


膝枕、というかお腹枕、そんな状態で

じっとべにあかちゃんが私を見た


私も、じっとべにあかちゃんを見返す

今回は、ごめんね、好きだよ

という感情が浮かんで見える


うん、私もだよ

そう目にのせて、にこりと笑う


「大好きだ」

そう言って、がしって頭を持たれて

うちゅっとキスされた


ううう、どこで覚えて来るんですか

こういうの!

おかーさんの心臓はばくばくですよ!

ちょっとは元気になりましたー、心配して下さった方ありがとうー、元気玉はとどいたよー(古)今日の夕食はアスパラと玉ねぎの味付け牛肉炒め、らくちんだよ~と、庭からとって着た菜っぱの胡麻和えとみそ汁、豆腐食べようかとおもったけど、寒いので却下でしたーでは、また明日ーストックは今書いて2です・・・ドキドキ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ